|
キングリーストリートの北側入口 |
英国の女流推理作家であるフィリス・ドロシー・ジェイムズ(Phyllis Dorothy James:1920年ー2014年 / 一般に、「P・D・ジェイムズ(P. D. James)」と呼ばれている)作「女には向かない職業(An Unsuitable Job for a Woman → 2024年5月5日 / 5月20日 / 5月23日付ブログで紹介済)」(1972年)において、物語の冒頭、女探偵のコーデリア・グレイ(Cordelia Gray - 22歳)は、地下鉄オックスフォードサーカス駅(Oxford Circus Tube Station)を出ると、キングリーストリート(Kingly Street)へ入り、探偵事務所(Detective Agency)へと急いでいた。
女探偵のコーデリア・グレイが働く探偵事務所が所在するキングリーストリートは、実在の通りで、ロンドンの中心部であるシティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)のソーホー地区(Soho)内にある。
|
キングリーストリートの北側入口の東側角には、 リバティーデパートが建っている。 |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その1) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その2) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る途中、 北側を振り返ったところ |
キングリーストリートの北側は、デパートのリバティー(Liberty )が面しているグレートマールボロストリート(Great Marlborough Street)から始まり、
*リトルマールボロストリート(Little Marlborough Street)
*フーバーツプレイス(Foubert’s Place)
*ガントンストリート(Ganton Street)
*テニスンコート(Tenison Court)
と交差して、その南側は、ビークストリート(Beak Street)に突き当たって、終わっている。
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その3)- 奥に見えるのは、カーナビーストリートへと突き当たるフーバーツプレイス。 |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その4) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その5) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その6) |
キングリーストリートの西側には、リージェントストリート(Regent Street)が、また、東側には、歩行者専用のショッピング街であるカーナビーストリート(Carnaby Street)が、南北に並行して延びている。
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その7) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その8) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その9) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その10) |
キングリーストリートは、元々、キングストリート(King Street)と言う名前で、1906年までは、そう呼ばれていた。
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その11) |
|
キングリーストリートを北側から南側へと下る(その12) |
|
キングリーストリートの南側入口の東側角に建つ建物 - 現在、韓国焼肉屋が入居の上、営業中。 |
|
キングリーストリートの南側は、 ビークストリートに突き当たって、終わっている。 |
キングリーストリートの北口の場合、デパートのリバティーとリージェントストリート沿いの建物が、渡り廊下で繋がれている。
|
キングリーストリートの北側入口にある渡り廊下 |
以前、リージェントストリート沿いの建物も、リバティーが使用していたため、渡り廊下で結ばれていたが、現在、リージェントストリート沿いの建物は、他の店舗が使用している関係上、この渡り廊下は使用されていない。
|
渡り廊下の東側 (リバティーデパート側) |
|
渡り廊下の西側 (リージェントストリート沿いに建つ建物側) |
この渡り廊下の壁に設置されている時計は、当時から「リバティー時計(Liberty Clock)」と呼ばれており、キングリーストリートの北口を飾る有名なポイントとなっている。
|
有名な「リバティー時計」 |
0 件のコメント:
コメントを投稿