小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」の表紙 - 表紙の下部には、ロンドン塔(Tower of London → 2018年4月8日 / 4月15日 / 4月22日付ブログで紹介済)の 写真が使用されている。- 画面手前の人物は、左側から、 ジョン・H・ワトスン、シャーロック・ホームズ、 スコットランドのグレッグスン警部(Inspector Gregson)と レストレード警部(Inspector Lestrade)が、 画面奥の人物は、左側から、 第2部に登場するルーシー・フェリア(Lucy Ferrier)と ジェファースン・ホープ(Jefferson Hope)の2人が描かれている。 |
日本の出版社である株式会社小学館から、まんが版「シャーロック・ホームズ全集」が出版されているので、今回、紹介したい。
静岡県浜松市出身の漫画家である小林たつよし(Tatsuyohi Kobayashi:1955年ー)がまんがを担当。小林たつよしは、主に小学館の雑誌や刊行物を中心に執筆している。
なお、日本の精神科医 / 作家 / 翻訳家で、日本シャーロック・ホームズクラブを主宰していた小林司(Tsukasa Kobayashi:1929年-2010年)と洋子夫人(筆名:東山あかね)が、内容を監修。
小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」の裏表紙 - 表紙の下部には、ロンドン塔の写真が使用されている。 |
小学館まんが版「シャーロック・ホームズ全集」は、全部で6巻発行されており、各収録作品は、以下の通り。
*「第1巻:緋色の研究(A Study in Scarlet)」(発行年月:1996年9月)
他には、「グロリア・スコット号の謎(The Gloria Scott)」と「マスグレーブ家の奇妙な儀式(The Musgrave Ritual)」の2編を収録。
*「第2巻:まだらの紐(The Speckled Band)」(発行年月:1996年11月)
他には、「花嫁失そう事件(The Noble Bachelor)」、「ボヘミアの醜聞(A Scandal in Bohemia)」、「くちびるのねじれた男(The Man with the Twisted Lip)」と「花むこの行方(A Case of Identity)」の4編を収録。
小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」の内扉(表側) <様々なシャーロック・ホームズ①> |
*「第3巻:恐怖の谷(The Valley of Fear)」(発行年月:1997年2月)
他には、「赤髪組合(The Red-Headed League)」と「ひん死の探偵(The Dying Detective )」の2編を収録。
*「第4巻:四つの署名(The Sign of the Four)」(発行年月:1997年4月)
他には、「青いガーネット(The Blue Carbuncle)」と「ギリシャ語通訳(The Greek Interpreter)」の2編を収録。
小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」の内扉(裏側) <シャーロック・ホームズのロンドン地図 イラスト:池尻克美> |
*「第5巻:バスカヴィル家の犬(The Hound of Baskervilles)」(発行年月:1997年8月)
他には、「海軍条約(The Naval Treaty)」と「技師の親指(The Engineer’s Thumb)」の2編を収録。
*「第6巻:ホームズ最後の事件(The Final Problem)」(発行年月:1997年10月)
他には、「白銀号事件(Silver Blaze)」、「空き家の冒険(The Empty House)」、「美しき自転車乗り(The Solitary Cyclist)」と「六つのナポレオン(The Six Napoleons)」の4編を収録。
小林司と洋子夫人(筆名:東山あかね)の監修の下、第1巻から第6巻にかけて、概ね、事件の発生年月日順に構成されていると言える。
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