2023年1月27日金曜日

ドラキュラの世界<ジグソーパズル>(The World of Dracula )- その4

英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より2021年に出ているジグソーパズル「ドラキュラの世界(The World of Dracula)」のイラスト内には、アイルランド人の小説家であるブラム・ストーカー(Bram Stoker)こと、エイブラハム・ストーカー(Abraham Stoker:1847年ー1912年)が1897年に発表したゴシック小説 / ホラー小説「吸血鬼ドラキュラ(Dracula → 2017年12月24日 / 12月26日付ブログで紹介済)」の物語に関して、基本的に、左下から左上へ、そして、右上へと進み、最終的には、右下で完結するように、各場面が散りばめられているので、前回と同様に、順番に紹介していきたい。


<ドラキュラ城での出来事(In the Castle)>


今回は、「その1」となる。


(7)


ドラキュラ城に滞在することになったジョナサン・ハーカーは、
日々の出来事を日記に書き始める。


英国南西部デヴォン州(Devon)の州都エクセター(Exeter)で弁護士事務所を営むピーター・ホーキンズ(Peter Hawkins)の代理として、新人事務弁護士(solicitor)であるジョナサン・ハーカー(Jonathan Harker)は、ロンドン近郊にあるカーファックス屋敷(Carfax)を購入したいと依頼して来たドラキュラ伯爵(Count Dracula)を訪ねるために、トランシルヴァニア(Transylvania)にあるドラキュラ城(Castle Dracula)へやって来た。


2017年に英国の出版社 Usborne Publishing Ltd. から発刊された
「吸血鬼ドラキュラ」のグラフィックノベル版から抜粋 -
グラフィックノベル版には、
ジグソーパズルに相当するような場面はなかったため、
ジョナサン・ハーカーが、ドラキュラ伯爵に対して、
彼が購入しようとしているカーファックス屋敷につき、説明するシーンを使用。


出迎えられたドラキュラ伯爵に部屋をあてがわれたジョナサン・ハーカーは、自室で日記を書き始める。

ジョナサン・ハーカーは、ドラキュラ城における不可解な出来事に、次第に不安を感じるようになってきた。

一つ目は、ジョナサン・ハーカーが見たところ、ドラキュラ城には、ドラキュラ伯爵しか居住していないようで、彼の召使い達が誰も見当たらないことだった。


(8)


ドラキュラ城に着いた翌朝、
ジョナサン・ハーカーが、鏡に向かって、髭を剃っていると、
ドラキュラ伯爵が背後に立っていることに気付き、
驚いたために、手元が狂い、間違って顎を切ってしまう。

二つ目は、ドラキュラ城に到着した翌朝のことだ。

ジョナサン・ハーカーが、自室において、鏡を見ながら、髭を剃っていたところ、ドラキュラ伯爵が自分の背後に立っていることに、突然気付いた。それに驚いたジョナサン・ハーカーは、髭剃りを持っていた手がすべって、思わず、顎を切ってしまった。更に、彼が驚いたのは、自分の直ぐ後ろに立っていたドラキュラ伯爵の姿が、鏡に全く映っていなかったことだったのである。


2017年に英国の出版社 Usborne Publishing Ltd. から発刊された
「吸血鬼ドラキュラ」のグラフィックノベル版から抜粋 -
ジョナサン・ハーカーの背後に立っていたドラキュラ伯爵の姿が、
何故か、鏡に映らなかったため、
ジョナサン・ハーカーは、更に驚愕することになる。

(9)


朝食を終えたジョナサン・ハーカーは、ドラキュラ城内の探検に出発する。
そして、ジョナサン・ハーカーの行動を窺うドラキュラ伯爵。

朝食を終えたジョナサン・ハーカーは、ドラキュラ城内の探検に出かける。

しかしながら、どの部屋のドアも、閉ざされた上に、鍵がかかっており、内へ入ることができなかった。更に、自分を除くと、人っ子一人見かけなかった。

ジョナサン・ハーカーは、ドラキュラ城が牢獄(prison)で、自分が囚人(prisoner)のように感じるのであった。


2017年に英国の出版社 Usborne Publishing Ltd. から発刊された
「吸血鬼ドラキュラ」のグラフィックノベル版から抜粋 -
不思議なことに、ドラキュラ城内には、誰の姿も見かけず、
ジョナサン・ハーカーとしては、自分のことを、
ドラキュラ城という牢獄に囚われた囚人のように感じるのであった。

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