2023年10月24日火曜日

シェイクスピアの世界<ジグソーパズル>(The World of Shakespeare )- その29

テムズ河(River Thames)の南岸(Southbank)において、
五月祭を祝うメイポールダンスが行われている。


英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より、2020年に発売されたジグソーパズル「シェイクスピアの世界(The World of Shakespeare)」には、のイラスト内には、イングランドの劇作家 / 詩人であるウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare:1564年ー1616年 → 2023年5月19日付ブログで紹介済)や彼が生きた時代の人物、彼の劇が上演されたグローブ座、そして、彼が発表した史劇、悲劇や喜劇に登場するキャラクター等が散りばめられているので、前回に続き、順番に紹介していきたい。


今回紹介するのは、「五月祭(May Day fete)」である。

五月祭は、古代ローマの祭りに由来するもので、夏の豊穣を予祝する祭りと考えられている。

春分の日(spring equinox)と夏至の日(summer solstice)の中間点に該る「5月1日」に、ギリシア神話 / ローマ神話の豊穣の女神マイア(Maia)を祭り、供物が捧げられたが、現在では、春の訪れを祝う日として定着している。


五月祭では、「メイポール(maypole)」と呼ばれる背の高い木製の柱が建てられ、その周りでメイポールダンス(maypole dance)が行われる。


0 件のコメント:

コメントを投稿