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英国の Pam Macmillan 社から2016年に出版された ミシェル・バークビー作「ベイカー街の女たち」の ペーパーバック版の表紙 (Cover Images : Stephen Mulcahey / Arcangel, Bjanka Kadic / Getty Images & Shutterstock) |
今回は、英国の作家であるミシェル・バークビー(Michelle Birkby)作の長編「ベイカー街の女たち(The House at Baker Street)」について、紹介したい。
作者のミシェル・バークビーは、ヨークシャー州(Yorkshire)出身の家系で、ロンドン生まれのロンドン育ち。
コナン・ドイル財団(Conan Doyle Estate Ltd.)が公認したシャーロック・ホームズのパスティーシュとして、2016年に本作で作家デビュー。
そして、英国推理作家協会による CWA 賞の一つであるヒストリカルダガー賞の2016年度最終候補作に選ばれている。
ロンドンの Metro Media Ltd. から Self Made Hero シリーズの一つとして出版されているグラフィックノベルの シャーロック・ホームズシリーズ「四つの署名」の表紙 |
ロンドンの Metro Media Ltd. から Self Made Hero シリーズの一つとして出版されているグラフィックノベルの シャーロック・ホームズシリーズ「四つの署名」の裏表紙 |
サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年-1930年)による原作の場合、皆さんも御存知の通り、シャーロック・ホームズと相棒で、事件の記録者でもあるジョン・H・ワトスン医師が主人公となるが、ミシェル・バークビー作「ベイカー街の女たち」の場合、ホームズが下宿するベイカーストリート221B(221B Baker Street → 2014年6月22日 / 6月29日付ブログで紹介済)の家主であるハドスン夫人(Mrs. Hudson)と「四つの署名(The Sign of the Four → 2017年8月12日付ブログで紹介済)を通じて出会ったジョン・H・ワトスンと結婚したメアリー・モースタン(Mary Morstan)が、主人公となって、事件の調査に挑むのである。
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英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より、 2022年に発行されたシャーロック・ホームズをテーマにしたトランプのうち、 「Q❤️ ハドスン夫人」 |
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英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より、 2022年に発行されたシャーロック・ホームズをテーマにしたトランプのうち、 「9❤️ メアリー・モースタン」 |
「ベイカー街の女たち」の後、ミシェル・バークビーは、ハドスン夫人 / メアリー・モースタンシリーズの長編第2作目に該る「ベイカー街の女たちと幽霊少年団(The Women of Baker Street)」を2017年に発表している。
なお、上記2作の場合、日本において、株式会社 KADOKAWA から、角川文庫として、
(1)「ベイカー街の女たち ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿1」
(2)「ベイカー街の女たちと幽霊少年団 ミセス・ハドスンとメアリー・ワトスンの事件簿2」
が出版されている。

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