2020年3月21日土曜日

ロンドン ハノーヴァーテラス13番地(13 Hanover Terrace)

リージェンツパークを外周する環状道路であるアウターサークルから見た
ハノーヴァーテラス

「タイムマシン(The Time Machine)」(1896年)、「モロー博士の島(The Island of Dr. Moreau)」(1896年)、「透明人間(The Invisible Man)」(1897年)、「宇宙戦争(The War of the Worlds)」(1898年)や「月世界旅行(The First Man in the Moon)」(1901年)等を執筆した英国の作家であるハーバート・ジョージ・ウェルズ(Herbert George Wells:1866年ー1946年→彼の場合、日本において、フルネームではなく、H・G・ウェルズと表記されることが多い。)が晩年に住んでいた建物が、リージェンツパーク(Regent’s Park→2016年11月19日付ブログで紹介済)の近くにある。

パークロードからアウターサークルへと向かう
徒歩道ケントパッセージ(Kent Passage)

ハノーヴァーテラスの入口から見た
アウターサークルとリージェンツパーク

その建物は、ハノーヴァーテラス13番地(13 Hanover Terrace)の家で、ロンドン中心部シティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)のマリルボーン地区(Marylebone)内に所在している。

ハノーヴァーテラスの外壁(その1)
ハノーヴァーテラスの外壁(その2)

リージェンツパークを外周する環状道路であるアウターサークル(Outer Circle)と地下鉄ベーカーストリート駅(Baker Street Station)から北上して、高級住宅街の一つであるセントジョンズウッド地区(St. John’s Wood→2014年8月17日付ブログで紹介済)へと向かうパークロード(Park Road)に挟まれた一帯内にあり、アウターサークルを間にして、リージェンツパークと向かい合うハノーヴァーテラス(Hanover Terrace)沿いに建つ13番地の建物で、H・G・ウェルズは晩年を過ごした。

ハノーヴァーテラス13番地(その1)
ハノーヴァーテラス13番地(その2)
ハノーヴァーテラス13番地の外壁に架けられている
イングリッシュヘリテージ管理のブループラーク

ハノーヴァーテラス13番地の建物の外壁には、H・G・ウェルズがここに住み、そして、ここで亡くなったことを示すイングリッシュヘリテージ(English Heritage)管理のブループラーク(Blue Plaque)が架けられている。

ハノーヴァーテラスの外壁(その3)
ハノーヴァーテラスから
リージェンツパークを望む

アウターサークルを間にして、ハノーヴァーテラスの反対側(北側)には、リージェンツパークがあり、地下鉄ベーカーストリート駅からセントジョンズウッド地区へと北上するパークロードからも離れていることもあり、日中でも非常に閑静な場所で、ここも高級住宅街の該る。

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