2019年8月18日日曜日

パークロード35番地 / ルドルフ・シュタイナーハウス(35 Park Road / Rudolf Steiner House)

パークロード沿いに建つルドルフ・シュタイナーハウスの建物外観

リージェンツパーク(Regent’s Park→2016年11月19日付ブログで紹介済)に沿って、地下鉄ベーカーストリート駅(Baker Street Tube Station→2014年4月18日 / 4月21日 / 4月26日 / 4月27日 / 5月3日 / 5月10日 / 5月11日 / 5月18日付ブログで紹介済)からセントジョンズウッド地区(St. John’s Wood→2014年6月17日付ブログで紹介済)へと向かって北上するパークロード(Park Road)沿いの35番地(35 Park Road, Marylebone, London NW1 6XT)に、ルドルフ・シュタイナーハウス(Rudolf Steiner House)が建っている。

ルドルフ・シュタイナーハウス内から
パークロードを見たところ

現在、舞台劇「シャーロック・ホームズと目に見えないもの(Sherlock Holmes and The Invisible Thing→2019年8月10日 / 8月11日付ブログで紹介済)」が上演されているルドルフ・シュタイナー劇場(Rudolf Steiner Theatre)は、約220人を収容可能で、ルドルフ・シュタイナーハウス内に所在している。

ルドルフ・シュタイナーハウス内のG階ロビー(その1)–
画面奥にあるのが、カフェ
ルドルフ・シュタイナーハウス内のG階ロビー(その2)–
カフェは、土曜日のみ営業
ルドルフ・シュタイナーハウス内のG階ロビー(その3)–
画面奥にあるのが、本屋

ルドルフ・シュタイナーハウスやルドルフ・シュタイナー劇場は、19世紀末から20世紀前半にかけて、オーストリアやドイツで活動した哲学者、教育者、建築家、経済学者で、神秘思想家でもあったルドルフ・シュタイナー(Rudolf Steiner:1861年ー1925年)の名前を冠している。

ルドルフ・シュタイナーハウス内のG階ロビーの壁には、
ルドルフ・シュタイナーの写真が架けられている

ルドルフ・シュタイナーハウス内には、劇場の他に、
・本屋ールドルフ・シュタイナーによる著作等を主に販売
・図書室ールドルフ・シュタイナーによる著作等を主に所蔵
・セラピー室
・会議室
・カフェ(土曜日のみ営業)
等があり、劇場や会議室は、舞台劇、コンサート、講演、セミナーや会合等のため、一般にも貸し出されている。

ルドルフ・シュタイナーハウス内の階段(その1)
ルドルフ・シュタイナーハウス内の階段(その2)
ルドルフ・シュタイナーハウス内の階段(その3)

建築家としての顔も有するルドルフ・シュタイナーは、「ゲーテアヌム(Goetheanum)」と呼ばれる独特の形容を持つ建物の設計を行っているが、それは、ルドルフ・シュタイナーハウスのうち、本屋入居スペースの窓ガラス上部にある庇部分にも使用されている。

本屋入居スペースの窓ガラス上部にある庇部分に、
建築家でもあったルドルフ・シュタイナーが用いた「ゲーテアヌム」という独特の形容が見受けられる

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