英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より、2020年に、「シェイクスピアの世界(The World of Shakespeare)」と言うジグソーパズルも出ているので、紹介したい。
ナショナルポートレートギャラリー (National Portrait Gallery)で販売されている ウィリアム・シェイクスピアの肖像画の葉書 (Associated with John Taylor / 1610年頃 / Oil on panel 552 mm x 438 mm) |
イングランドの劇作家 / 詩人であるウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare:1564年ー1616年)は、ウォーリック州(Warwickshire)のストラトフォード=アポン=エイヴォン(Stratford-upon-Avon)に出生した後、1585年前後にロンドンへ出て来ると、1592年から新進の劇作家としての活動を開始した。
1613年頃に引退するまでの約20年間に、ウィリアム・シェイクスピアは、四大悲劇と呼ばれている
(1)「ハムレット(Hamlet)」(1600年ー1601年)
(2)「オセロー(Othello)」(1603年ー1604年)
(3)「リア王(King Lear)」(1605年ー1606年)
(4)「マクベス(Macbeth)」(1606年)
日本の白水社から 白水 U ブックスの1冊として発行されている ウィリアム・シェイクスピア作「シェイクスピア全集 ハムレット」 訳: 小田島 雄志(東京芸術劇場館長 / 東京大学名誉教授) ブックデザイン: 田中 一光 カバーイラスト: 池田 満寿夫 (画家 / 版画家 / 挿絵画家 / 彫刻家 / 陶芸家 / 作家 / 映画監督) |
を初めとして、
(5)「ロミオとジュリエット(Romeo and Juliet)」(1595年ー1596年)
(6)「夏の夜の夢(A Midsummer Night’s Dream)」(1595年ー1596年)
(7)「ヴェニスの商人(The Merchant of Venice)」(1596年ー1598年)
(8)「ジュリアス・シーザー(Julius Caesar)」(1599年)
等、史劇、悲劇や喜劇の傑作を多く残した。
また、詩作品として、「ソネット集(The Sonnets)」もあり、今日でも、最高の詩篇の一つと見做されている。
日本の文藝春秋から 文春文庫の1冊として発行されている ウィリアム・シェイクスピア作「シェイクスピアのソネット」 訳: 小田島 雄志(東京芸術劇場館長 / 東京大学名誉教授) 絵: 山本 容子(銅版画家) |
「シェイクスピアの世界」は、イラストレーターの Mr. Adam Simpson が描いたものが、ジグソーパズル(1000ピース - 縦:約70㎝ / 横:約50㎝)となっている。
「シェイクスピアの世界」は、「アガサ・クリスティーの世界(The World of Agatha Christie)」、「シャーロック・ホームズの世界(The World of Sherlock Holmes)」や「フランケンシュタインの世界(The World of Frankenstein)」のジグソーパズルと同様に、横長である。
本ジグソーパズルのイラスト内には、ウィリアム・シェイクスピアや彼が生きた時代の人物、彼の劇が上演されたグローブ座、そして、史劇、悲劇や喜劇に登場するキャラクター等が散りばめられているので、次回以降、順番に紹介していきたい。
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