2026年4月19日日曜日

ロンドン ブロードウィックストリート28番地(28 Broadwick Street)

ウィリアム・ブレイクが出生した
ブロードウィックストリート(当時:ブロードストリート)28番地の建物全景
<筆者撮影>


アガサ・メアリー・クラリッサ・クリスティー(Agatha Mary Clarissa Christie:1890年ー1976年)が1967年に発表したノンシリーズ作品である長編「終りなき夜に生れつく(Endless Night)」のタイトルは、英国の詩人、画家で、銅版画職人でもあったウィリアム・ブレイク(William Blake:1757年ー1827年 → 2023年5月15日付ブログで紹介済)による詩「無垢の予兆(Auguries of Innocence → 2026年4月16日付ブログで紹介済)」の一節である「Some are born to Endless Night.」から採られている。


2026年に英国の HarperCollinsPublishers 社から出版された
アガサ・クリスティー作「終りなき夜に生れてつく」の
愛蔵版(ハードカバー版)の表紙
(Cover design and 
illustration
by Sarah Foster / 
HarperCollinsPublishers Ltd. ) -
ドライバー等の職業を転々とするその日暮らしの風来坊であるマイケル・ロジャース
(Michael Rogers - 通称:マイク(Mike))と

米国の大富豪(石油王)の娘で、裕福な相続人であるフェニラ・グットマン

(Fenella Guteman - 通称:エリー(Ellie))の2人は、

マイクがドライバーとして働いていた頃に知り合った芸術家気質の著名な建築家で、

余命いくばくもないルドルフ・サントニックス(Rudolf Santonix)に依頼して、

キングストンビショップ村(Kingston Bishop)にある

海を臨むことができる美しい眺望の景勝地「ジプシーが丘(Gipsy’s Acre)」に

自分達の夢の邸宅を建ててもらった場面が描かれている。


2020年に英国のロイヤルメール(Royal Mail)から発行された
英国の詩人を特集した切手10種類の一人として、
ウィリアム・ブレイクが作詞した「無垢の予兆」が選ばれた。
132行に及ぶ「無垢の予兆」のうち、最初の2行が抜粋されている。
「To see a World in a Grain of Sand
And a Heaven in a Wild Flower」
「一粒の砂にも、世界を見
一輪の野の花にも、天国を見」(筆者訳)


ウィリアム・ブレイクは、1757年11月28日、現在のシティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)ソーホー地区(Soho)内に所在するブロードウィックストリート28番地(28 Broadwick Street)に、靴下商人である父ジェイムズ・ブレイク(James Blake)と母キャサリン・ブレイク(Catherine Blake)の第3子として出生。

ブロードウィックストリートは、当時、ブロードストリート(Broad Street)と呼ばれていた。


ピカデリー通り(Piccadilly → 2025年7月31日付ブログで紹介済)の北側から見た
セントジェイムズ教会
<筆者撮影>


そして、彼は、同年12月11日に、ピカデリー地区(Piccadilly)内に所在するセントジェイムズ教会(St. James’s Church → 2018年10月13日付ブログで紹介済)において、洗礼を受けた。


「Nicholson - Super Scale - London Atlas」から
ソーホー地区の地図を抜粋。


ブロードウィックストリートは、地下鉄ピカデリーサーカス駅(Piccadilly Circus Tube Station)と地下鉄オックスフォードサーカス駅(Oxford Circus Tube Station)を南北に結ぶリージェントストリート(Regent Street)、それと並行して延びるキングリーストリート(Kingly Street → 2024年7月9日付ブログで紹介済)やカーナビーストリート(Carnaby Street)の東側にあり、西側はカーナビーストリートから始まり、東側はウォーダーストリート(Wardour Street)に突き当たって終わる通りである。



ブロードウィックストリートの西側から
ブロードウィックストリート28番地(画面中央)の建物を見たところ
<筆者撮影>


ウィリアム・ブレイクがブロードウィックストリート28番地は、南北に延びるポーランドストリート(Poland Street:西側)とバーウィックストリート(Berwick Street:東側)に挟まれたブロードウィックストリートの北側の中間辺りに所在している。


ブロードウィックストリート26 / 28番地の地上階(GF)では、
現在、
「The Ivy Soho Brasserie」と言う英国料理のレストランが営業している。
<筆者撮影>

ブロードウィックストリート26 / 28番地の上階(1F / 2F / 3F / 4F)は、
現在、オフィスとして使用されているものと思われる
<筆者撮影>


ブロードウィックストリート26 / 28番地の建物の地上階(GF)には、現在、「The Ivy Soho Brasserie」と言う英国料理のレストランが入居して営業しており、26番地側が入口として使用されている。

また、ブロードウィックストリート26 / 28番地の建物の上階(1F / 2F / 3F / 4F)は、オフィスとして使用されていると思われる。


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