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英国の HarperCollinsPublishers 社から現在出版されている アガサ・クリスティー作「第三の女」のペーパーバック版の表紙 -樹木の枝にとまる鳥の絵が、孔雀の羽根の形に切り取られている。 欲を言えば、背景の絵として、 孔雀が使われていると、なおよかったのではないかと思われる。 |
アガサ・メアリー・クラリッサ・クリスティー(Agatha Mary Clarissa Christie:1890年ー1976年)が1966年に発表した「第三の女(Third Girl)」は、アガサ・クリスティーが執筆した長編としては、第57作目に該り、そして、エルキュール・ポワロシリーズの長編としては、第30作目に該っている。
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| エルキュール・ポワロは、 ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の中央に立っている。 <筆者撮影> |
「第三の女」の場合、ノーマ・レスタリック(Norma Restarick)と言う若い女性が、エルキュール・ポワロ(Hercule Poirot → 2025年10月11日付ブログで紹介済)の元を訪れるところから、物語が始まる。
彼女曰く、「自分は殺人を犯したのかもしれない。」と言って、ポワロに助けを求めに来たのだが、実際に、ポワロ本人に面会すると、「あなたは年を取り過ぎている。」と告げると、何故か、急にその場から逃げ出してしまった。
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アリアドニ・オリヴァーは、 ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の中央に立つ エルキュール・ポワロのすぐ右側に居て、 肘掛け椅子に座っている。 <筆者撮影> |
人気推理作家で、昔なじみのアリアドニ・オリヴァー夫人(Mrs. Ariadne Oliver → 2025年10月26日付ブログで紹介済)がノーマ・レスタリックに対して自分のことを紹介したことを知ったポワロは、オリヴァー夫人と一緒に、ノーマ・レスタリックの実家や彼女が住むアパートを訪ねるのであった。
今回、ポワロとオリヴァー夫人の2人は、死体なき犯罪の行方を追うことになる。
ノーマ・レスタリックは、ロンドンのアパートにも実家にも居らず、行方不明になっていた。
数日後、ノーマ・レスタリックが恋人のディヴィッド・ベイカー(David Baker)と一緒にカフェに居るところを、偶然、オリヴァー夫人が発見。
カフェに残ったノーマ・レスタリックをポワロに任せると、オリヴァー夫人は、ディヴィッド・ベイカーを尾行する。
ポワロはノーマ・レスタリックに殺人のことを再度尋ねたものの、彼女は思い出すことができず、再び恐怖に駆られて、その場から立ち去ってしまった。
一方、ディヴィッド・ベイカーの尾行を開始したオリヴァー夫人は、狭い路地に入ったところで、彼に尾行を気付かれてしまう。なんとか話を繕って、その場を凌いだオリヴァー夫人であったが、ディヴィッド・ベイカーのアトリエを出たところで、何者かに背後から頭を殴られて、病院へと搬送される。
ポワロは、精神科医であるジョン・スティリングフリート(Dr. John Stillingfleet)に依頼して、ノーマ・レスタリックを尾行させた。
ジョン・スティリングフリート医師は、ノーマ・レスタリックが交通事故に遭う場から救い出すと、彼女の治療と安全確保のために、自分の家に連れて行くのであった。
果たして、ノーマ・レスタリックは、自分の記憶通り、殺人を犯しているのだろうか?
(101)孔雀が描かれた絵画(painting of a peacock)
ノーマ・レスタリックの恋人であるディヴィッド・ベイカーが派手な格好をしているため、オリヴァー夫人は、彼のことを孔雀に例えている。
(102)アトリエが描かれた絵画(art studio)
カフェからディヴィッド・ベイカーを尾行したオリヴァー夫人は、彼に尾行を気付かれてしまう。オリヴァー夫人は、なんとか話を繕って、その場を凌いだが、ディヴィッド・ベイカーのアトリエを出たところで、何者かに背後から頭を殴られて、病院へと搬送されてしまう。
(103)夫婦が描かれた肖像画(portrait of a husband and wife)
ノーマ・レスタリックの父親で、実業界の大物であるアンドリュー・レスタリック(Andrew Restarick)は、ノーマ・レスタリックの恋人であるディヴィッド・ベイカーに依頼して、20年前に流行した画家のスタイルで、自分と亡き妻グレース(Grace)の肖像画を描かせた。この肖像画が、後に、物語上、非常に重要な役割を果たすのである。






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