2024年12月31日火曜日

ティム・コリンズ作「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」(Sherlock Bones and the Case of the Crown Jewels)- その1

英国の Michael O’Mara Books Limited から、
Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版された
シャーロック・ボーンズシリーズの第1作目である
「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の表紙
(Cover design by John Bigwood)


「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」(Sherlock Bones and the Case of the Crown Jewels)」は、ティム・コリンズ(Tim Collins)が執筆を、そして、ジョン・ビッグウッド(John Bigwood)が挿絵を担当した児童文学(ミステリー)で、英国の Michael O’Mara Books Limited から、Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版されている。


既に紹介済の「シャーロック・ボーンズとファラオの仮面の呪い(Sherlock Bones and the Curse of The Pharaoh’s Mask → 2023年3月20日 / 4月25日付ブログで紹介済)」は、シャーロック・ボーンズシリーズの第2作目で、「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」が、シリーズ第1作目である。


英国の Michael O’Mara Books Limited から、
Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版された
シャーロック・ボーンズシリーズの第1作目である
「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の裏表紙
Cover design by John Bigwood

シャーロック・ボーンズシリーズの場合、サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年-1930年)が創り出したシャーロック・ホームズとジョン・H・ワトスンが、動物を擬人化したキャラクターに変えられている。

まず最初に、シャーロック・ホームズは、「雄(オス)犬」を擬人化した「シャーロック・ボーンズ(Sherlock Bones)」に、そして、ジョン・H・ワトスンは、「雌(メス)猫」を擬人化した「ジェーン・キャットスン(Jane Catson)」の2人と言うか、2匹が主人公である。

なお、原作のホームズは、パイプを愛用しているが、シャーロック・ボーンズは、事件の謎解きに集中すると、ゴムの骨を口に咥えるのである。一方、ジェーン・キャットスンは、原作のワトスンと同じように、医師であるが、ゴシップ好きで、「Meow!」と言うゴシップ誌を愛読している。


英国の Michael O’Mara Books Limited から、
Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版された
シャーロック・ボーンズシリーズの第1作目である
「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の登場人物の紹介ページ
Illustrated by John Bigwood

シャーロック・ボーンズシリーズは、現時点で、5作品が発表されている。


(1)「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」(2022年)

(2)「シャーロック・ボーンズとファラオの仮面の呪い」(2022年)

(3)「シャーロック・ボーンズと消えた奇術師の謎(Sherlock Bones and the Mystery of the Vanishing Magician)」(2023年)

(4)「シャーロック・ボーンズと呪われた城の恐怖(Sherlock Bones and the Horror of the Haunted Castle)」(2023年)

(5)「シャーロック・ボーンズとマンハッタンの危害(Sherlock Bones and the Mischief in Manhattan)」(2024年)


次回以降、「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の内容について、述べていきたい。


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