カナレットが1749年から1752年までの間 居住したビークストリート41番地の建物(その1) <筆者撮影> |
ヴェネツィア共和国(Republic of Venice)の景観画家 / 版画家であるカナレット(Canaletto)こと、ジョヴァンニ・アントーニオ・カナール(Giovanni Antonio Canal:1697年ー1768年)は、1746年から1756年までの間、英国に滞在していた。特に、1749年から1752年までの間に、彼が居住していたビークストリート41番地(41 Beak Street)は、ロンドンの中心部シティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)のソーホー地区(Soho)内に所在している。
カナレットが1749年から1752年までの間 居住したビークストリート41番地の建物(その2) <筆者撮影> |
地下鉄ピカデリーサーカス駅(Piccadilly Circus Tube Station)と地下鉄オックスフォードサーカス駅(Oxford Circus Tube Station)を南北に結ぶリージェントストリート(Regent Street)のほぼ中間点からソーホー地区方面へ、つまり、東方面へ向かう道が、ビークストリート(Beak Street)である。
ビークストリート41番地の建物の外壁には、 カナレットがここに住んでいたことを示す London City Council のプラークが架けられている。 <筆者撮影> |
ビークストリートを東方面へ進むと、進行方向左手側で、キングリーストリート(Kingly Street)、カーナビーストリート(Carnaby Street)、そして、マーシャルストリート(Marshall Street)と交差する。
2番目に交差するカーナビーストリートと3番目に交差するマーシャルストリートの間で、進行方向左手側に建つのが、カナレットが住んでいたビークストリート41番地の建物である。
ビークストリート41番地の建物のほぼ反対側から、アッパージェイムズストリート(Upper James Street)が、ピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)方面へ向かって、南に延びている。
カナレットが1749年から1752年までの間 居住したビークストリート41番地の建物(その3) <筆者撮影> |
カーナビーストリートは、歩行者専用のショッピングストリートで、多くの独立したファッションブティックを初めとして、ファッションとライフスタイルの小売店が通り沿いに軒を並べていて、買い物客や観光客等でいつも賑わっている。
カーナビーストリート周辺は再開発されて、小売店が多く入ったショッピングセンターやフラット等の新しい施設や建物が出来上がっている。それに合わせて、カーナビーストリート周辺には、レストラン、カフェやバー等の飲食店が、数多く点在している。
カナレットが住んでいたビークストリート41番地の建物の前を東西に走るビークストリートは、細い通りであるが、飲食店が多く並んでいるので、夜間まで、人通りは多い。
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