2011年に米国の Lerner Publishing Group, Inc. より Graphic Universe シリーズの1冊として出版社されている コナン・ドイル作「まだらの紐」のグラフィックノベル版の表紙 |
今回は、サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年ー1930年)作「まだらの紐(The Speckled Band)」のグラフィックノベル版の2つ目を紹介したい。
米国の作家である Mr. Murray Shaw / Ms. M. J. Cosson が構成を、そして、フランスのイラストレーターである Ms. Sophie Rohrbach がイラストを担当したサー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年ー1930年)作「まだらの紐」のグラフィックノベル版が、米国ミネソタ州(Minnesota)ミネアポリス(Minneapolis)に所在する Lerner Publishing Group, Inc. より、Graphic Universe シリーズの1冊として、2011年に出版されている。
2011年に米国の Lerner Publishing Group, Inc. より Graphic Universe シリーズの1冊として出版社されている コナン・ドイル作「まだらの紐」のグラフィックノベル版の裏表紙 |
なお、シャーロック・ホームズシリーズのグラフィックノベル版として、Lerner Publishing Group, Inc. より、以下の6作品が発行されている。
(1)「ボヘミアの醜聞(Sherlock Holmes and a Scandal in Bohemia)」
ホームズシリーズの短編小説56作のうち、最初(1番目)に発表された作品で、英国の「ストランドマガジン(The Strand Magazine)」の1891年7月号に掲載された。
同作品は、ホームズシリーズの第1短編集「シャーロック・ホームズの冒険(The Adventures of Sherlock Holmes)」(1892年)に収録されている。
(2)「アビー屋敷(Sherlock Holmes and the Adventure at the Abbey Grange)」
ホームズシリーズの短編小説56作のうち、36番目に発表された作品で、英国の「ストランドマガジン」の1904年9月号に、また、米国の「コリアーズ ウィークリー(Collier’s Weekly)」の1904年12月31日号に掲載された。
同作品は、ホームズシリーズの第3短編集である「シャーロック・ホームズの帰還(The Return of Sherlock Holmes)」(1905年)に収録されている。
(3)「青いガーネット(Sherlock Holmes and the Adventure of the Blue Gem)」
ホームズシリーズの短編小説56作のうち、7番目に発表された作品で、英国の「ストランドマガジン」の1891年7月号に掲載された。
同作品は、ホームズシリーズの第1短編集「シャーロック・ホームズの冒険」(1892年)に収録されている。
(4)「踊る人形(Sherlock Holmes and the Adventure of the Dancing Men)」
ホームズシリーズの短編小説56作のうち、27番目に発表された作品で、英国の「ストランドマガジン」の1903年12月号に、また、米国の「コリアーズ ウィークリー」の1903年12月5日号に掲載された。
同作品は、ホームズシリーズの第3短編集である「シャーロック・ホームズの帰還」(1905年)に収録されている。
(5)「まだらの紐(Sherlock Holmes and the Adventure of the Speckled Band)」
ホームズシリーズの短編小説56作のうち、8番目に発表された作品で、英国の「ストランドマガジン」の1892年2月号に掲載された。
同作品は、ホームズシリーズの第1短編集「シャーロック・ホームズの冒険」(1892年)に収録されている。
(6)「サセックスの吸血鬼(Sherlock Holmes and the Adventure of the Sussex Vampire)」
ホームズシリーズの短編小説56作のうち、48番目に発表された作品で、英国の「ストランドマガジン」の1924年1月号に、また、米国の「ハーツ インターナショナル(Heart’s International)」の1924年1月号に掲載された。
同作品は、ホームズシリーズの第5短編集である「シャーロック・ホームズの事件簿(The Casebook of Sherlock Holmes)」(1927年)に収録された。
「まだらの紐」のグラフィックノベル版の場合、全体で約50ページ(解説、地図や登場人物紹介等のページを除くと、実質的には、約40ページ)の中に、非常にうまくまとめられていると言える。
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