2023年10月30日月曜日

チャールズ・ディケンズの世界<ジグソーパズル>(The World of Charles Dickens )- その1

英国の Laurence King Publishing Group Ltd. から2021年に出ている
ジグソーパズル「チャールズ・ディケンズの世界」(1000ピース)


英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より、2021年に、「チャールズ・ディケンズの世界(The World of Charles Dickens)」と言うジグソーパズルも出ているので、紹介したい。


チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ(Charles John Huffam Dickens:1812年ー1870年)は、ヴィクトリア朝を代表する英国の小説家で、主に下層階級を主人公にして、弱者の視点から社会を風刺した作品を発表している。


チャールズ・ディケンズの主な作品は、以下の通り。


ナショナルポートレートギャラリー(National Portrait Gallery)で販売されている
チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズの写真の葉書
(by George Herbert Watkins / 1858年 / albumen print, arched top /
190 mm x 152 mm) 


(1)「ボズのスケッチ集(Sketches by Boz)」(1836年):随筆集

(2)「ピクウィッククラブ(The Pickwick Papers)」(1836年ー1837年):最初の小説

(3)「オリヴァー・ツイスト(Oliver Twist)」(1837年ー1839年)

(4)「ニコラス・ニクルビー(Nicholas Nickleby)」(1838年-1839年)

(5)「骨董屋(The Old Curiosity Shop)」(1840年^1841年)

(6)「バーナビー・ラッジ(Barnaby Rudge)」(1841年)

(7)「マーティン・チャズルウィット(Martin Chuzzlewit)」(1843年ー1844年)

(8)「クリスマスキャロル(A Christmas Carol)」(1843年)

(9)「ドンビー父子(Dombey and Son)」(1846年ー1849年)

(10)「ディヴィッド・コッパーフィールド(David Copperfield)」(1849年ー1850年)

(11)「荒涼館(Bleak House)」(1852年ー1853年)

(12)「リトルドリット(Little Dorrit)」(1855年ー1857年)

(13)「二都物語(A Tale of Two Cities)」(1859年)

(14)「大いなる遺産(Great Expectations)」(1860年ー1861年)

(15)「互いの友(Our Mutual Friend)」(1864年ー1865年)

(16)「エドウィン・ドルードの謎(The Mystery of Edwin Drood)」(1870年)


ナショナルポートレートギャラリーで販売されている
チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズの肖像画の葉書
(by Daniel Maclise / 1839年 / Oil on canvas
914 mm x 714 mm)

「オリヴァー・ツイスト」、「クリスマスキャロル」、「ディヴィッド・コッパーフィールド」、「二都物語」や「大いなる遺産」等、チャールズ・ディケンズの作品は、彼の死後、度々、映画化、TV ドラマ化や舞台化されている。


チャールズ・ディケンズは、英国の国民作家と評されていて、1992年から2003年まで使用された10ポンド紙幣に、彼の肖像画が描かれている。


「チャールズ・ディケンズの世界」は、Ms. Eleni Caulcott がデザインを、そして、Mr. Barry Falls がイラストを描いたものが、ジグソーパズル(1000ピース - 縦:約70㎝ / 横:約50㎝)となっている。

「チャールズ・ディケンズの世界」は、「アガサ・クリスティーの世界(The World of Agatha Christie)」、「シャーロック・ホームズの世界(The World of Sherlock Holmes)」、「フランケンシュタインの世界(The World of Frankenstein)」や「シェイクスピアの世界(The World of Shakespeare)」のジグソーパズルと同様に、横長である。


本ジグソーパズルのイラスト内には、チャールズ・ディケンズや彼が生きた時代の人物、そして、彼の作品に登場するキャラクター等が散りばめられているので、次回以降、順番に紹介していきたい。


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