シェルドンスクエア内に設置されている 「くまのパディントン像」(その1) <筆者撮影> |
前に、パディントン駅(Paddington Station → 2014年8月3日付ブログで紹介済)の構内に設置されている「くまのパディントン像(Paddington Bear Statue at Paddington Station → 2023年9月30日付ブログで紹介済)」について、紹介したが、今回は、シェルドンスクエア(Sheldon Square)内に設置されている「くまのパディントン像」に関しても、紹介したい。
リトルヴェニスからパディントン駅方面へ向かって、運河を望む <筆者撮影> |
パディントン駅の東側には、パディントンベイシン(Paddington Basin)と言う運河が流れている。パディントン駅の北側に、ハマースミス&シティーライン(Hammersmith & City Line)が停まる地下鉄パディントン駅(Paddington Tube Station)があり、この駅を抜けると、運河へと出ることができる。
運河には、白鳥や多くの野鳥が生息している <筆者撮影> |
運河の両側には、遊歩道が整備されていて、この遊歩道の西側を、リトルヴェニス(Little Venice)と呼ばれる場所へ向かって北に進むと、オフィス、フラット、ホテルやレストラン等が再開発されたシェルドンスクエアを通り過ぎることになる。
シェルドンスクエア内に設置されている「くまのパディントン像」(その2) <筆者撮影> |
シェルドンスクエアを通り過ぎる辺りで、ビショップスブリッジロード(Bishop’s Bridge Road : A4206)が、運河とシェルドンスクエアを横切るように、上に架かっている。
このビショップスブリッジロードをくぐる遊歩道の脇に、「くまのパディントン像」が設置されている。
シェルドンスクエア内に設置されている 「くまのパディントン像」(その3) <筆者撮影> |
この「くまのパディントン像」は、全身、水色に塗られており、右手で帽子を頭の上に掲げて、左手には旅行鞄を提げている。そして、ダッフルコートの胸元からは、原作通り、「このくまの世話を宜しくお願いします。(Please look after this bear, thank you.)」と書かれたタグが下がっている。
シェルドンスクエア内に設置されている「くまのパディントン像」(その4) <筆者撮影> |
英国の作家であるマイケル・ボンド(Michael Bond:1926年-2017年)作の児童文学「くまのパディントン(Paddington Bear)」シリーズの第1作目となる「くまのパディング(A Bear Called Paddington)」(1958年)を実写映画化した「パディントン(Paddington)」が2014年11月末に公開された際、著名人が各々デザインした「くまのパディントン像(全部で約50体)」が、ロンドン市内の各地に設置されていた。
映画公開終了後、「くまのパディントン像」は、確か、チャリティーのため、オークションで売却されたが、シェルドンスクエアの別の場所に設置されていたこの「くまのパディントン像」は、そのまま残り、引き続き、パディントン駅の宣伝に務めている。
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