英国の Michael O’Mara Books Limited から、 Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版された シャーロック・ボーンズシリーズの第1作目である 「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の表紙 (Cover design by John Bigwood) |
「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」(Sherlock Bones and the Case of the Crown Jewels)」は、ティム・コリンズ(Tim Collins)が執筆を、そして、ジョン・ビッグウッド(John Bigwood)が挿絵を担当した児童文学(ミステリー)で、英国の Michael O’Mara Books Limited から、Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版されている。
既に紹介済の「シャーロック・ボーンズとファラオの仮面の呪い(Sherlock Bones and the Curse of The Pharaoh’s Mask → 2023年3月20日 / 4月25日付ブログで紹介済)」は、シャーロック・ボーンズシリーズの第2作目で、「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」が、シリーズ第1作目である。
英国の Michael O’Mara Books Limited から、 Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版された シャーロック・ボーンズシリーズの第1作目である 「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の裏表紙 (Cover design by John Bigwood) |
シャーロック・ボーンズシリーズの場合、サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年-1930年)が創り出したシャーロック・ホームズとジョン・H・ワトスンが、動物を擬人化したキャラクターに変えられている。
まず最初に、シャーロック・ホームズは、「雄(オス)犬」を擬人化した「シャーロック・ボーンズ(Sherlock Bones)」に、そして、ジョン・H・ワトスンは、「雌(メス)猫」を擬人化した「ジェーン・キャットスン(Jane Catson)」の2人と言うか、2匹が主人公である。
なお、原作のホームズは、パイプを愛用しているが、シャーロック・ボーンズは、事件の謎解きに集中すると、ゴムの骨を口に咥えるのである。一方、ジェーン・キャットスンは、原作のワトスンと同じように、医師であるが、ゴシップ好きで、「Meow!」と言うゴシップ誌を愛読している。
英国の Michael O’Mara Books Limited から、 Buster Books シリーズの1冊として、2022年に出版された シャーロック・ボーンズシリーズの第1作目である 「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の登場人物の紹介ページ (Illustrated by John Bigwood) |
シャーロック・ボーンズシリーズは、現時点で、5作品が発表されている。
(1)「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」(2022年)
(2)「シャーロック・ボーンズとファラオの仮面の呪い」(2022年)
(3)「シャーロック・ボーンズと消えた奇術師の謎(Sherlock Bones and the Mystery of the Vanishing Magician)」(2023年)
(4)「シャーロック・ボーンズと呪われた城の恐怖(Sherlock Bones and the Horror of the Haunted Castle)」(2023年)
(5)「シャーロック・ボーンズとマンハッタンの危害(Sherlock Bones and the Mischief in Manhattan)」(2024年)
次回以降、「シャーロック・ボーンズと王室の宝石盗難事件」の内容について、述べていきたい。