英国の出版社である Frances Lincolin Limited から 2009年に出版されたグラフィックノベル版「What Mr Darwin Saw」の表紙 - 英国の測量艦ビーグル号による航海中の一コマ (Galapagos Islands Iguanas - September 1835) |
1809年2月12日、イングランド西部シュロップシャー州(Shropshire)シュルーズベリー(Shrewsbury)に、6人兄弟の5番目の子供(次男)として生まれたチャールズ・ロバート・ダーウィン(以下、チャールズ・ダーウィン / Charles Robert Darwin:1809年ー1882年)は、医学エリートの家系に生まれたにもかかわらず、優等生タイプではなかったが、後に、彼の人生を劇的に変える英国海軍の測量艦ビーグル号(HMS Beagle → 2022年1月16日付ブログで紹介済)による約5年に及ぶ航海(1831年12月27日ー1836年10月2日)を経て、英国の自然科学者、地質学者、そして、生物学者として有名となる。
英国の出版社である Frances Lincolin Limited から 2009年に出版されたグラフィックノベル版「What Mr Darwin Saw」の裏表紙 - 英国の測量艦ビーグル号による航海中の一コマ (Galapagos Islands Iguanas / Soldier Ants / Home to England) |
子供向けではあるものの、チャールズ・ダーウィンの生涯を描いたグラフィックノベル版について、紹介したい。
本グラフィックノベル版は、ロンドンの自然史博物館(National History Museum)の協力の下、英国のフランセス・リンカーン社(Frances Lincoln Limited)から2009年に出版されている。
英国のイラストレーターであるミック・マニング(Mick Manning:1959年ー)とスウェーデンのイラストレーターであるブリタ・グランストローム(Brita Granstrom:1969年ー)によって構成されている。また、彼らは夫婦で、彼らの4人の子供達(Max / Bjorn / Frej / Charlie)に献辞されてた。
英国の出版社である Frances Lincolin Limited から 2009年に出版されたグラフィックノベル版「What Mr Darwin Saw」の内扉(その1) - 英国の測量艦ビーグル号による航海中の一コマ (Andes - August 1834) |
本グラフィックノベル版は、1809年2月12日に生まれたチャールズ・ダーウィンが、
*幼少期 / 少年期(1809年ー1825年)
*エディンバラ大学(University of Edinburgh)時代(1825年ー1827年)
*ケンブリッジ大学(University of Cambridge)時代(1828年-1831年)
を経て、英国海軍軍人であるロバート・フィッツロイ(Robert FitzRoy:1805年ー1865年)が艦長(captain)を務める英国海軍の測量艦ビーグル号に乗船し、約5年に及ぶ航海の後、「種の起源(On the Origin of Species)」(1859年)を出版するまでが、描かれている。
英国の出版社である Frances Lincolin Limited から 2009年に出版されたグラフィックノベル版「What Mr Darwin Saw」の内扉(その2) - 英国の測量艦ビーグル号による航海中の一コマ (Cocos Islands Coral Lagoon - March 1836) |
本グラフィックノベル版の場合、全体で45ページあるうち、30ページ分がビーグル号による航海中におけるチャールズ・ダーウィンの観察記録に費やされている。
個人的には、大人が読んでも、非常にうまくまとめられていると思う。
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