2026年3月9日月曜日

エルキュール・ポワロの世界 <ジグソーパズル>(The World of Hercule Poirot )- その25A

英国の HarperCollinsPublishers 社から以前に出版されていた
アガサ・クリスティー作中編集「厩舎街の殺人」ペーパーバック版の表紙 -
中編集のタイトルと同じ「厩舎街の殺人」において、
ガイ・フォークス ナイト(Guy Fawkes Night → 2016年11月5日付ブログで紹介済)に該る11月5日、
打ち上げられる花火がロンドンの夜空を照らす様子が描かれていると思われる。
なお、「厩舎街(ミューズ)」とは、厩舎(うまや)から表通りまでの路地のことを指している。
ロンドン市内では、厩舎だった建物が後にフラット等の住居に改装され、
人が住むようになったが、「ミューズ」という名は市内各所にそのまま残り、
以前、厩舎が建ち並ぶ路地であったことを今に伝えている。


英国の Orion Publishing Group Ltd. から2023年に発行されている「エルキュール・ポワロの世界(The World of Hercule Poirot)」と言うジグソーパズル内に散りばめられているエルキュール・ポワロシリーズの登場人物や各作品に関連した112個の手掛かりについて、引き続き、紹介したい。

前回に引き続き、各作品に出てくる登場人物、建物や手掛かり等が、その対象となる。


ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の完成形
<筆者撮影>


(53)新型爆撃機の設計明細書(aircraft blueprints)



ジグソーパズルの中段の一番左手にあるテーブルの上に、新型爆撃機の設計明細書が一番上に置かれている。


(54)粉微塵になった壁の鏡(broken wall mirror)



ジグソーパズル中央に立つエルキュール・ポワロ(Hercule Poirot → 2025年10月11日付ブログで紹介済)から右真横へ移動した画面右端近くにある柱の側に、彼の執事であるジョージ(George → 2025年10月23日付ブログで紹介済)が立っている。ポワロの執事ジョージの左側にある柱に、ひび割れた鏡が掛かっている。


(55)食事の用意が整ったことを知らせるための銅鑼(dinner gong)



ポワロの執事ジョージの左足の先にある床の上に、銅鑼が置かれている。


これらから連想されるのは、アガサ・メアリー・クラリッサ・クリスティー(Agatha Mary Clarissa Christie:1890年ー1976年)が1937年に発表した中編集「厩舎街の殺人(Murder in the Mews)」である。


中編集「厩舎街の殺人(Murder in the Mews)」には、以下の4編が収録されている。


*「厩舎街の殺人(Murder in the Mews)」

*「謎の盗難事件(The Incredible Theft)」

*「死人の鏡(Dead Man’s Mirror)」

*「砂に書かれた三角形(Triangle at Rhodes)」


なお、中編集「厩舎街の殺人(Murder in the Mews)」の米国版のタイトルは、「死人の鏡(Dead Man’s Mirror)」に変更された上、「謎の盗難事件」は含まれていないため、収録作品は3編のみである。


「(53)新型爆撃機の設計明細書」は、「謎の盗難事件」についての手掛かりで、「(54)粉微塵になった壁の鏡」と「(55)食事の用意が整ったことを知らせるための銅鑼」は、「死人の鏡」に関する手掛かりとなっている。


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