2026年1月23日金曜日

エルキュール・ポワロの世界 <ジグソーパズル>(The World of Hercule Poirot )- その21A

英国の HarperCollinsPublishers 社から以前に出版されていた
アガサ・クリスティー作「大空の死」ペーパーバック版の表紙 -
パリからロンドンへと戻るために、
エルキュール・ポワロが搭乗した飛行機(Empire Airways)に同乗した
フランス人の金貸しであるマダム・ジゼルか、または、
美容院の助手であるジェーン・グレイが描かれていると思われる。


英国の Orion Publishing Group Ltd. から2023年に発行されている「エルキュール・ポワロの世界(The World of Hercule Poirot)」と言うジグソーパズル内に散りばめられているエルキュール・ポワロシリーズの登場人物や各作品に関連した112個の手掛かりについて、引き続き、紹介したい。

前回に引き続き、各作品に出てくる登場人物、建物や手掛かり等が、その対象となる。


ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の完成形
<筆者撮影>


(42)吹き矢の筒(blowpipe)



ジグソーパズルの下段の一番左手にあるテーブルの右端近くに、吹き矢の筒が置かれている。


(43)飛行機 (airplane)



ジグソーパズルの下段の一番左手にあるテーブルの右端近くに、飛行機の模型が置かれている。


(44)コーヒースプーンが2本のった皿 (saucer with two spoons)



ジグソーパズルの下段中央にあるテーブルの角近くに、コーヒースプーンが2本のった皿が置かれている。


これらから連想されるのは、アガサ・メアリー・クラリッサ・クリスティー(Agatha Mary Clarissa Christie:1890年ー1976年)が1935年に発表した「大空の死(Death in the Clouds)」である。

「大空の死」は、アガサ・クリスティーが執筆した長編としては、第17作目に、そして、エルキュール・ポワロシリーズの長編としては、第10作目に該っている。

なお、「大空の死」の場合、当初の英国版のタイトルは、「Death in the Air」だった。


エルキュール・ポワロは、
ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の中央に立っている。
<筆者撮影>


エルキュール・ポワロ(Hercule Poirot → 2025年10月11日付ブログで紹介済)は、パリ(Le Bourget Airfield)からロンドン(Croydon Airport)へと戻る飛行機の機上の人となっていた。ポワロは、飛行機の後部区画の座席に座っていたが、この後部区画には、彼以外に、10名の搭乗客が居た。


(1)ダニエル・クランシー(Daniel Clancy - 推理作家)

(2)アルマン・デュポン(Armand Dupont - 考古学者)

(3)ジャン・デュポン(Jean Dupont - 考古学者アルマン・デュポンの息子)

(4)ノーマン・ゲイル(Norman Gale - 歯科医)

(5)ブライアント医師(Dr. Bryant - 耳鼻咽喉科医)

(6)マダム・ジゼル(Madame Giselle - フランス人の金貸し / 本名:マリー・モリソー(Marie Morisot))

(7)ジェイムズ・ライダー(James Ryder - セメント会社の支配人)

(8)シシリー・ホーバリー(Cicely Horbury - 伯爵夫人)

(9)ヴェニーシャ・カー(Venetia Kerr - 貴族の令嬢)

(10)ジェーン・グレイ(Jane Grey - 美容院の助手)


機内では、ポワロは、ほとんどの時間、眠っていたが、飛行機が英国側に着陸する間近になると、後部区画内をスズメバチが飛び回り始めたため、スチュワードがそのスズメバチを捕まえようとしたところ、乗客の一人であるマダム・ジゼルが死んでいるのを発見する。


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