2022年9月7日水曜日

ロンドン ニューキャヴェンディッシュストリート11番地(11 New Cavendish Street)

「月長石」の作者であるウィリアム・ウィルキーコリンズが生まれた
ニューキャヴェンディッシュストリート11番地に該当する建物 -
地上界には、マリルボーン図書館が入居しており、
上階は、フラットになっている。

米国ユタ州ソルトレークシティー出身の作家であるサム・シチリアーノ(Sam Siciliano:1947年ー)が2017年に発表した「シャーロック・ホームズの更なる冒険 / 月長石の呪い(The further adventures of Sherlock Holmes / The Moonstone’s Curse → 2022年8月28日付ブログで紹介済)」 がベースにしている推理小説「月長石(The Monnstone)」(1868年)の作者で、ヴィクトリア朝時代(1837年-1901年)に活躍した英国の小説家 / 推理作家 / 劇作家のウィリアム・ウィルキー・コリンズ(William Wilkie Collins:1824年ー1889年 → 2022年9月2日 / 9月4日付ブログで紹介済)が生まれた場所が、ロンドン 市内にある。


彼は、1824年1月8日に、ロイヤルアカデミー(Royal Academy)に所属する高名な風景画家である父親ウィリアム・コリンズ(William Collins)と母親ハリエット・ゲッデス(Harriet Geddes)の長男としてロンドンに出生し、父親の名前に因んで、ウィリアム・ウィルキー・コリンズと名付けられるが、名付け親(godfather)であるデイヴィッド・ウィルキー(David Wilkie)からもらったミドルネームを用いて、ウィルキー・コリンズ(Wilkie Collins)と呼ばれるようになった。

ウィルキー・コリンズが生まれた場所は、ニューキャヴェンディッシュストリート11番地(11 Cavendish Street)で、ロンドン の中心部シティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)のマリルボーン地区(Marylebone)内にある。

ニューキャヴェンディッシュストリートから
マリルボーンハイストリート(画面右手奥)を望む

北側には、地下鉄グレートポートランドストリート駅(Great Portland Street Tube Station)から、地下鉄ベイカーストリート駅(Baker Street Tube Station)へと向かって、西に延びるマリルボーンロード(Marylebone Road)が、また、南側には、地下鉄オックスフォードサーカス駅(Oxford Circus Tube Station)から、地下鉄マーブルアーチ駅(Marble Arch Tube Station)へと向かって、西に延びるオックスフォードストリート(Oxford Street → 2016年5月28日付ブログで紹介済)がある。

画面手前の通りがニューキャヴェンディッシュストリートで、
画面左手奥に延びている通りがマリルボーンストリート。

2つの通りの中間辺りにあるニューキャヴェンディッシュストリート(New Cavendish Street)は、2つの通りに並行するように、東西に走っている。具体的に言うと、ニューキャヴェンディッシュストリートの東側は、クリーヴランドストリート(Cleveland Street)から始まり、西側は、マリルボーンハイストリート(Marylebone Hight Street)にぶつかるところで終わっている。

ニューキャヴェンディッシュストリート9番地と11番地には、
現在、マリルボーン図書館が入居中。


ニューキャヴェンディッシュストリート11番地は、マリルボーンハイストリート近くに所在しており、東西に延びるニューキャヴェンディッシュストリートと南北に走るマリルボーンストリート(Marylebone Street)が交差する角の隣りが、それである。

現在、ニューキャヴェンディッシュストリート11番地には、マリルボーン図書館(Marylebone Library)が入居している。マリルボーン図書館は、11番地に加えて、9番地の区画も使用しており、具体的な住所は、「9 - 11 Cavendish Street, Marylebone, London W1G 9UQ」である。


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