推理小説「月長石」の作者である ウィリアム・ウィルキー・コリンズが亡くなった ウィンポールストリート82番地は、 画面中央の外壁が白い建物である。 |
米国ユタ州ソルトレークシティー出身の作家であるサム・シチリアーノ(Sam Siciliano:1947年ー)が2017年に発表した「シャーロック・ホームズの更なる冒険 / 月長石の呪い(The further adventures of Sherlock Holmes / The Moonstone’s Curse → 2022年8月28日付ブログで紹介済)」 がベースにしている推理小説「月長石(The Monnstone)」(1868年)の作者で、ヴィクトリア朝時代(1837年-1901年)に活躍した英国の小説家 / 推理作家 / 劇作家のウィリアム・ウィルキー・コリンズ(William Wilkie Collins:1824年ー1889年 → 2022年9月2日 / 9月4日付ブログで紹介済)が亡くなった場所が、ロンドン 市内にある。
オックスフォードストリートに並行して、その北側には、キャヴェンディッシュスクエア(Cavendish Square →2015年4月5日付ブログで紹介済)から西に延びるウィグモアストリート(Wigmore Street → 2017年8月19日付ブログで紹介済)がある。キャヴェンディッシュスクエアから始まるウィグモアストリートの右手には、今も医療関係の施設や建物が立ち並ぶハーリーストリート(Harley Street → 2015年4月11日付ブログで紹介済)が、マリルボーンロードへと向かって、北に延びている。更に、ウィグモアストリートを進み、次に右手に見えるウィンポールストリート(Wimpole Street)へと右折。ウィンポールストリートを北へ25m程進んだ左手に見えるウェルベックウェイ(Welbeck Way)の手前に建つウィンポールストリート82番地(82 Wimpole Street)が、それである。
ウィンポールストリート82番地の建物の外壁には、 プラークは架けられていない。 (グロースタープレイス65番地の建物に、既にプラークが書けられているため) |
ウィリアム・ウィルキー・コリンズが、結婚という形態に批判的であり、生涯結婚はしなかったが、1850年代に出会ったキャロライン・グレーヴス(Caroline Graves)という未亡人の女性と、彼が1889年に亡くなるまで同居していた家であるグロースタープレイス65番地(65 Gloucester Place → 2022年9月14日付ブログで紹介済)に既にプラークが架けられており、基本的に、1個人1プラークという原則があるためである。
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