小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」のうち、 「緋色の研究」の表紙 - 画面の中央には、右手に虫眼鏡を持ったシャーロック・ホームズが描かれている。 |
日本の出版社である株式会社小学館から出版されているまんが版「シャーロック・ホームズ全集」の「第1巻:緋色の研究(A Study in Scarlet)」(発行日:1996年9月)には、表題作に加えて、「グロリア・スコット号の謎(The Gloria Scott)」と「マスグレーブ家の奇妙な儀式(The Musgrave Ritual)」の2編が収録されている。
なお、まんがについては、静岡県浜松市出身の漫画家である小林たつよし(Tatsuyohi Kobayashi:1955年ー)が担当。小林たつよしは、主に小学館の雑誌や刊行物を中心に執筆している。
また、日本の精神科医 / 作家 / 翻訳家で、日本シャーロック・ホームズクラブを主宰していた小林司(Tsukasa Kobayashi:1929年-2010年)と洋子夫人(筆名:東山あかね)が、監修を担当。
表題作の「緋色の研究(A Study in Scarlet → 2016年7月30日付ブログで紹介済)」は、シャーロック・ホームズシリーズの4ある長編小説のうち、最初に発表された作品で、英国では、「ビートンのクリスマス年間(Beeton's Christmas Annual)」(発行年月:1887年11月)に掲載された。
1888年に単行本化されている。
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「グロリア・スコット号事件」については、ホームズシリーズの56ある短編小説のうち、17番目に発表された作品で、英国では、「ストランドマガジン(The Strand Magazine)」の1893年4月号に、また、米国でも、「ハーパーズ ウィークリー(Harper’s Weekly)」の1893年4月15日号に掲載された。
また、同作品は、ホームズシリーズの第2短編集である「シャーロック・ホームズの回想(The Memoirs of Sherlock Holmes)」(1893年)に収録されている。
「マスグレイヴ家の儀式書」に関しては、ホームズシリーズの短編小説56作のうち、18番目に発表された作品で、英国では、「ストランドマガジン」の1893年5月号に、また、米国では、「ハーパーズ ウィークリー」の1893年5月13日号に掲載された。
また、同作品は、1893年に発行されたホームズシリーズの第2短編集「シャーロック・ホームズの回想」に収録されている。
上記に加えて、
「ひみつファイル」
(1)スコットランド・ヤード(Scotland Yard)
(2)ベーカー街イレギュラーズ(Baker Street Irregulars)
(3)ベーカー街(Baker Street)
「完全図解 シャーロック・ホームズ」
(1)シャーロック・ホームズの服装
小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」に収録されている 「シャーロック・ホームズの服装」 |
(2)シャーロック・ホームズの持ち物
小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」に収録されている 「シャーロック・ホームズの持ち物」 |
(3)シャーロック・ホームズの特技
小学館から1996年9月に出版されている 漫画版「シャーロック・ホームズ全集」の 第1巻「緋色の研究」に収録されている 「シャーロック・ホームズの特技」 |
「解説」
シャーロック・ホームズとその時代(小林司 / 東山あかね著)
「原作者紹介1 アーサー・コナン・ドイル」
と、小学生向けの漫画としては、内容が非常に盛りだくさんである。
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