2023年9月3日日曜日

テリー・プラチェット作「ディスクワールド」シリーズ40周年記念切手(40th Anniversary of Terry Pratchett’s Discworld)- その4

テリー・プラチェット作「ディスクワールド」シリーズ40周年記念切手(その7)
(Illustration : Paul Kidby) -
ティファニー・エイキング(Tiffany Aching)は、
テリー・プラチェットによるディスクワールドシリーズに登場する魔法使いの見習いである。
ティファニー・エイキングは、第30作目「The Wee Free Men」(2003年)、
第32作目「A Hat Full of Sky」(2004年)、第35作目「Wintersmith」(2006年)、
第38作目「I Shall Wear Midnight」(2010年)および
第41作目「The Shepherd's Crown」(2015年)において、主役を務めている。
初登場時、
ティファニー・エイキングは、9歳の子供だったが、
最終作の第41作目では、10台後半まで成長している。

英国の SF 作家 / ファンタジー作家であるテリー・プラチェット(Terry Pratchett:1948年ー2015年)が1983年に「ディスクワールド(Discworld)」シリーズの第1作目となる「ディスクワールド騒動記(The Colour of Magic)」を発表しているが、その40周年に伴い、本年8月10日に、英国のロイヤルメール(Royal Mail)から発行された8種類の記念切手について、引き続き、御紹介したい。


今回は、テリー・プラチェットによる「ディスクワールド」シリーズ全41作のうち、最後の11作を列挙する。


テリー・プラチェット作「ディスクワールド」シリーズ40周年記念切手(その8)
(Illustration : Paul Kidby) -
ディスクワールドシリーズの舞台となる世界は、
巨大な宇宙亀ア・テゥイーン(Great A'Tuin)の背中に乗る4頭の象が支えられ、
ゆっくり回転する直径2万マイルの完全な円形の大地である。
中心には、氷に覆われた極地があり、端は、深遠な宇宙へと流れ落ちる滝となっている。
東西南北の代わりに、「縁(リム)方向<円形の外側向き>」、
「軸(ハブ)方向<円形の中心向き>」、「回転方向(ターンワイズ)」、
そして、「逆回転方向(ウイッダーシン)」と言う用語が設定されている。

(31)「Monstrous Regiment」(2003年)

(32)「A Hat Full of Sky」(2004年)

(33)「Going Postal」(2004年)

(34)「Thud!」(2005年)

(35)「Wintersmith」(2006年)

(36)「Making Money」(2007年)

(37)「Unseen Academicals」(2009年)

(38)「I Shall Wear Midnight」(2010年)

(39)「Snuff」(2011年)

(40)「Raising Steam」(2013年)

(41)「The Shepherd’s Crown」(2015年)


テリー・プラチェットは、亡くなる2015年までに、41作の「ディスクワールド」シリーズ作品を発表し、英国において、ほぼ全ての作品がベストセラー入りをしており、彼の代表作となっている。

「ディスクワールド」シリーズにおいて、英国王室、政治、労働組合やロックミュージック等を初めとして、現代社会に対する風刺が行われている。


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