サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年ー1930年)作「空き家の冒険(The Empty House → 2022年5月27日 / 7月1日 / 7月10日 / 7月17日 / 7月24日 / 7月29日 / 8月3日 / 8月6日付ブログで紹介済)」は、シャーロック・ホームズシリーズの短編小説56作のうち、25番目に発表された作品で、英国では、「ストランドマガジン(The Strand Magazine)」の1903年10月号に、また、米国では、「コリアーズ ウィークリー (Collier’s Weekly)」の1903年9月26日号に掲載された。
そして、同作品は、ホームズシリーズの第3短編集「シャーロック・ホームズの帰還(The Return of Sherlock Holmes)」(1905年)に収録された。
本作品は、英国のグラナダテレビ(Granada Television Limited)が制作した「シャーロック・ホームズの冒険(The Adventures of Sherlock Holmes)」(1984年ー1994年)において、TV ドラマとして映像化された。具体的には、第3シリーズ(The Return of Sherlock Holmes)の第1エピソード(通算では第14話)として、英国では、1986年に放映されている。
配役は、以下の通り。
(1)シャーロック・ホームズ → ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett:1933年ー1995年)
(2)ジョン・ワトスン → エドワード・ハードウィック(Edward Hardwicke:1932年ー2011年)
第1シリーズ / 第2シリーズの「The Adventures of Sherlock Holmes」では、デイヴィッド・バーク(David Burke:1934年ー)がジョン・ワトスンを演じていたが、第3シリーズからは、エドワード・ハードウィックへと交代し、2代目ジョン・ワトスンとして、彼が最終シリーズまで演じている。
(3)ジェイムズ・モリアーティー教授(Professor James Moriarty)→ Eric Porter
(4)セバスチャン・モラン大佐(Colonel Sebastian Moran)→ Patrick Allen
(5)検死法廷の検死官(coroner)→ James Bree
(6)レストレード警部(Inspector Lestrade)→ Colin Jeavons
(7)サー・ジョン・ハーディー(Sir John Hardy:青年貴族ロナルド・アデアのカードゲーム仲間)→ Richard Bebb
(8)マレー氏(Mr. Murray:青年貴族ロナルド・アデアのカードゲーム仲間)→ Robert Addie
(9)メイヌース伯爵夫人(The Countess of Maynooth:青年貴族ロナルド・アデアの母親)→ Naomi Buch
(10)青年貴族ロナルド・アデア(The Honourable Ronald Adair)→ Paul Lacoux
(11)ハドスン夫人(Mrs. Hudson)→ Rosalie Williams
(12)アイヴィー(Ivy:ジョン・ワトスンのメイド)→ Elizabeth Ritson
(13)アデア家の執事(Butler)→ Roger Rowland
(14)警察官(Policeman)→ John Palmer
画面上、クラブにおいて、青年貴族ロナルド・アデアやセバスチャン・モラン大佐と一緒に、カードゲームを行ったメンバー達、メイヌース伯爵夫人と一緒に、青年貴族ロナルド・アデアの死体を発見した執事や召使い、また、母親であるメイヌース伯爵夫人と一緒に、検死法廷に出席した青年貴族ロナルド・アデアの妹をはじめとする人物が、他にも数多く登場しているが、俳優 / 女優名前はクレジットされていない。
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