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英国の Laurence King Publishing Group Ltd. から2022年に出ている 「フランケンシュタインの世界」と言うジグソーパズル(1000ピース) |
英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より、昨年(2022年)に、「フランケンシュタインの世界(The World of Frankenstein)」と言うジグソーパズルも出ているので、紹介したい。
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「フランケンシュタインの世界」の完成過程(その1) |
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「フランケンシュタインの世界」の完成過程(その2) |
見た限りでは、氷山のように見えるが、実際には、アルプス山脈(Alps)において対峙するヴィクター・フランケンシュタイン(Victor Frankenstein)と彼が創造した怪物を画面中央に据え、英国の小説家メアリー・ウルストンクラフト・ゴドウィン・シェリー(Mary Wollstonecraft Godwin Shelley:1797年ー1851年)が、スイス / ジュネーヴ近郊のレマン湖畔にあるディオダディ荘(Villa Diodati)での怪奇談議(1816年7月)を切っ掛けに着想を得て、1817年5月に脱稿し、翌年の1818年1月に匿名で出版したゴシック小説「フランケンシュタイン、或いは、現代のプロメテウス(Frankenstein; or, the Modern Prometheus. → 2021年3月24日付ブログで紹介済)」の各場面について、グラフィックデザイナーの Eleni Caulcott がデザインし、イラストレーターの Mr. Adam Simpson が描いたものが、ジグソーパズル(1000ピース - 縦:約70㎝ / 横:約50㎝)となっている。
「フランケンシュタインの世界」は、「アガサ・クリスティーの世界(The World of Agatha Christie)」や「シャーロック・ホームズの世界(The World of Sherlock Holmes)」のジグソーパズルと同様に、横長である。
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「フランケンシュタインの世界」の完成過程(その3) |
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「フランケンシュタインの世界」の完成過程(その4) |
本ジグソーパズルのイラスト内には、メアリー・シェリー作「フランケンシュタイン、或いは、現代のプロメテウス」の各場面が散りばめられているので、次回以降、順番に紹介していきたい。
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「フランケンシュタインの世界」の完成過程(その5) |
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「フランケンシュタインの世界」の完成過程(その6) |
なお、ゴシック小説「フランケンシュタイン、或いは、現代のプロメテウス」の出版により、後に、メアリー・シェリーは SF の先駆者と見做されるようになる。
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