英国の Michael O’Mara Books Limited から、 Buster Books シリーズの1冊として、2022年5月に出版された 「シャーロック・ボーンズとファラオの仮面の呪い」の表紙 (カバーデザイン:ジョン・ビッグウッド) |
「シャーロック・ボーンズとファラオの仮面の呪い(Sherlock Bones and The Curse of The Pharaoh’s Mask)」は、ティム・コリンズ(Tim Collins)が執筆を、そして、ジョン・ビッグウッド(John Bigwood)が挿絵を担当した児童文学(ミステリー)で、英国の Michael O’Mara Books Limited から、Buster Books シリーズの1冊として、2022年5月に出版された。
本作品の場合、サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年-1930年)が創り出したシャーロック・ホームズとジョン・H・ワトスンが、動物を擬人化したキャラクターに変えられている。
まず最初に、シャーロック・ホームズは、「雄(オス)犬」を擬人化した「シャーロック・ボーンズ(Sherlock Bones)」に、そして、ジョン・H・ワトスンは、「雌(メス)猫」を擬人化した「ジェーン・キャットスン(Jane Catson)」の2人と言うか、2匹が主人公である。
なお、原作のホームズは、パイプを愛用しているが、シャーロック・ボーンズは、事件の謎解きに集中すると、ゴムの骨を口に咥えるのである。一方、ジェーン・キャットスンは、原作のワトスンと同じように、医師であるが、ゴシップ好きで、「Meow!」と言うゴシップ誌を愛読している。
休暇でエジプトへとやって来た シャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスンは、 ジェーン・キャットスンの学生時代の友人であるヘイスティングスと、 市場で待ち合わせをしていた。 |
シャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスンの2匹は、休暇を過ごすため、ロンドンからエジプトにあるナイル河(River Nile)沿いの町エル・キットン(El Kitten)へと来ていた。
待ち合わせの市場において、ジェーン・キャットスンの学校時代の友人であるヘイスティングス(Hastings)と出会えると、3匹は一緒に昼食を食べる。
シャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスンは、 ヘイスティングスと一緒に、昼食を食べる。 |
ツタンキャットムン王の仮面を見物することは楽しみにするシャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスンであったが、ジェーン・キャットスンの学校時代の友人であるヘイスティングスに、「ツタンキャットムン王の仮面を見たら、呪われるので、猫の谷へは行かない方が良い。」と言われ、ジェーン・キャットスンは震えあがり、猫の谷へと行くことに及び腰になる。
シャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスンの他に、 遊覧船で猫の谷へと向かう観光客の面々 |
遊覧船の場所に着いたシャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスンの2匹は、船長のライラ(Laila - 駱駝)に出迎えられる。
シャーロック・ボーンズとジェーン・キャットスン以外に、5匹の観光客が乗船していた。
(1)フローレンス(Florence - 河馬)
(2)テディー(Teddy - バイソン)
(3)ウォルター(Walter - ライオン)
(4)アナベル(Annabelle - パンダ)
(5)ジェラルド(Gerald - パンダ)
画面左下から、時計回りに、 遊覧船の船長であるライラ、ジェラルド、アナベル、 テディー、ウォルター、フローレンス、 シャーロック・ボーンズ、そして、ジェーン・キャットスン。 |
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