2026年7月6日月曜日

ロンドン コートールドギャラリー(Courtauld Gallery)- その2

コートールドギャラリーが入るサマセットハウスの北ウィング部分を
ストランド通り側から見たところ
<筆者撮影>

ロンドンの中心部シティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)のストランド地区(Strand)にあり、テムズ河(River Thames)を見下ろす絶好のロケーションに建つサマセットハウス(Somerset House → 2016年7月17日)内に設けられているコートールドギャラリー(Courtauld Gallery)は、


(1)英国の実業家であるサミュエル・コートールド(Samuel Courtauld:1876年ー1947年)

(2)英国の軍人 / 外交官 / 政治家 / 慈善家である初代/リー・オブ・フェアラム子爵アーサー・ハミルトン・リー(Arthur Hamilton Lee, 1st Viscount Lee of Fareham:1868年ー1947年)

(3)英国の美術史家であるサー・ロバート・クレルモン・ウィット(Sir Robert Clermont Witt:1872年ー1952年)


によるコレクションをベースにして、1932年に設立された。


その中でも、サミュエル・コートールドによる印象派や後期印象派のコレクションが、そのメインとなっている。

サミュエル・コートールドが印象派や後期印象派の作品を中心に収集を始めた当時、英国における印象派や後期印象派の評価はまだ低く、サミュエル・コートールドは、印象派や後期印象派の優れた作品を紹介することにより、この低評価を改善することを目指していた。


コートールドギャラリーが入るサマセットハウスの北ウィング部分を
中庭側から見たところ(その1)
<筆者撮影>


1958年から1989年にかけて、コートールド美術研究所(Courtauld Institute of Art)は、シティー・オブ・ウェストミンスター区のマリルボーン地区(Marylebone)内にあるポートマンスクエア(Portman Square)に所在する一方、コレクションは、ロンドンの特別区の一つであるカムデン区(London Borough of Camden)のブルームズベリー地区(Bloomsbury)内にあるウォバーンスクエア(Woburn Square)に置かれ、分離された扱いとなっていたが、コートールド美術研究所とコレクションの両方は、英国の建築家で、ロイヤルアカデミー(Royal Academy)の創設メンバーの一人でもあるサー・ウィリアム・チェンバーズ(Sir William Chambers:1723年ー1796年)が完成させたストランド通り(Strand → 2015年3月29日付ブログで紹介済)に面した新サマセットハウスの北ウィング部分へと、1989年に集約された。

コートールドギャラリーが入るサマセットハウスの北ウィング部分を
中庭側から見たところ(その2)
<筆者撮影>


コートールドギャラリーは、大改修工事のため、2018年9月3日に一旦閉鎖し、竣工後、2021年11月19日に再オープン。


コートールドギャラリーが入るサマセットハウスの北ウィング部分を
中庭側から見たところ(その3)
<筆者撮影>


コートールドギャラリーは、現在、ロンドン大学(University of London → 2016年8月6日付ブログで紹介済)附属コートールド美術研究所(Courtauld Institute of Art)の美術館で、500枚を超える絵画と26000枚を超える素描等を所蔵。比較的小規模であるものの、特に印象派や後期印象派のコレクションで非常に有名である。


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