2026年6月2日火曜日

ロンドン リージェンツパーク野外劇場(Regent’s Park Open Air Theatre)

リージェンツパーク野外劇場の入口
<筆者撮影>


英国の劇作家であるジョエル・ホーウッド(Joel Horwood)作の舞台劇「シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes → 2026年5月24日 / 5月29日付ブログで紹介済)」が、5月2日(土)から6月6日(日)までの1ヶ月強の間、ロンドンのリージェンツパーク(Regent’s Park → 2016年11月19日付ブログで紹介済)内にある庭園「メアリー女王の庭園(Queen Mary’s Gardens → 2026年5月4日 / 5月10日 / 5月15日付ブログで紹介済)」内に所在する野外劇場(Open Air Theatre)において上演されている。


リージェンツパーク野外劇場において販売されている
舞台劇「シャーロック・ホームズ」の絵葉書


リージェンツパークの案内板 -
円形の「メアリー女王の庭園」は、
リージェンツパークの南端近くで、
ボート遊び用湖(Boating Lake → 2025年7月12日付ブログで紹介済)の東側に位置している。
<筆者撮影>

「Nicholson - Super Scale - London Atlas」から
リージェンツパークとその周辺の地図を抜粋。


リージェンツパーク野外劇場は1932年に開設され、イングランドの劇作家 / 詩人であるウィリアム・シェイクスピア(William Shakespeare:1564年ー1616年 → 2023年5月19日付ブログで紹介済)作の喜劇「十二夜(Twelfth Night, or What You Will → 2023年6月9日付ブログで紹介済)」(1601年 / 1602年頃)が上演された。



ジグソーパズル「シェイクスピアの世界(The World of Shakespeare)」において、
グローブ座(Globe Theatre → 2023年5月8日付ブログで紹介済)の

右側に建っている居酒屋(tavern)の前で、
オリヴィアの叔父であるサー・トビー・ベルチ(Sir Toby Belch:画面右側の人物)と
彼の友人であるサー・アンドリュー・エイギュチーク(Sir Andrew Aguecheek:画面左側の人物)の2人が
酒を飲み交わしている。
なお、彼らの背後には、悲劇「オセロ(Othello → 2023年6月3日付ブログで紹介済)」に登場する
イアーゴー(Iago)、オセロー(Othello)、キャシオー(Cassio)、
そして、デズデモーナ(Desdemona)の4人が、画面左側から並んで立っている。
<筆者撮影>


ジグソーパズル「シェイクスピアの世界」において、
テムズ河(River Thames)に架かるロンドン橋(London Bridge)の
南岸側にある入口の左脇に置かれた樽の上に、
オリヴィア(Olivia)の執事であるマルヴォーリオ(Malvolio)が座っている。
<筆者撮影>


1933年から、リージェンツパーク野外劇場におけるフルシーズン上演が始まり、前年の「十二夜」が再演された他、ウィリアム・シェイクスピア作の喜劇「真夏の夜の夢(A Midsummer Night’s Dream → 2023年5月9日 / 5月11日付ブログで紹介済)」(1595年ー1596年)が初演された。


ジグソーパズル「シェイクスピアの世界」 の左上の部分にある森深くに、
2組のカップルが描かれている。
おそらく、左側のカップルがハーミア(Hermia:左側の女性)とライサンダー(Lysander:右側の男性)で、
右側のカップルがディミートリアス(Demetrius:左側の男性)とヘレナ(Helena:右側の女性)と思われる。
<筆者撮影>


ジグソーパズル「シェイクスピアの世界」の左上の部分にある森深くに、
2組のカップル
(ハーミアとライサンダー、そして、ディミートリアス
とヘレナ)が居るが、
彼らの頭上に生えている樹木の上に、
悪戯好きの妖精であるパック(Puck)が描かれている。
<筆者撮影>


ジグソーパズル「シェイクスピアの世界」の左下の部分に、「グローブ座(The Globe)」が描かれているが、
その舞台上に、「真夏の夜の夢」の登場人物が、姿を見せている。
上段の右側の人物が、妖精の王であるオーベロン(Oberon)で、
上段の左側の人物が、妖精の女王であるティターニア(Titania)。
また、下段の真ん中の人物が、頭を驢馬に変えられた職工のニック・ボトム(Nick Bottom)で、
ニック・ボトムの両側に居るのは、妖精達。
<筆者撮影>


イングランドの劇作家 / 詩人であるウィリアム・シェイクスピア作の喜劇
「真夏の夜の夢」(1595年ー1596年)を題材にして、
英国の詩人、画家で、銅版画職人でもあったウィリアム・ブレイク
(William Blake:1757年ー1827年 → 2023年5月15日付ブログで紹介済)
が描いた
水彩画「オーベロン、ティターニア、パックと妖精の踊り
(Oberon, Titania and Puck with Fairies Dancing)」(1786年頃)-
画面左側から、「妖精の王オーベロン」、

「妖精の女王ティターニア」と「悪戯好きの妖精パック」が居て、

「蛾の羽(Moth)の妖精」、「芥子の種(Mustardseed)の妖精」、

「蜘蛛の巣(Cobweb)の妖精」、そして、「豆の花(Peaseblossom)の妖精」の4人は、

両手を繋ぎ、輪になって踊っている

この水彩画を所蔵しているテイト・ブリテン美術館

(Tate Britain → 2018年2月18日付ブログで紹介済)で購入した絵葉書から抜粋。


現在の野外劇場は1974年に建設され、約1,300の座席数があり、ロンドンにおける最大収容人数を誇る劇場の一つになっている。


リージェンツパーク野外劇場の外周部(その1)
<筆者撮影>

リージェンツパーク野外劇場の外周部(その2)
<筆者撮影>


リージェンツパーク野外劇場は、野外劇場である関係上、例年、春から秋にかけての18週間のみ、オープンしている。


リージェンツパーク野外劇場の外周部(その3)
<筆者撮影>

リージェンツパーク野外劇場内の回転舞台
<筆者撮影>


リージェンツパーク野外劇場は、2017年に「London Theatre of the Year」にノミネートされ、2021年には「Highly Commended Award for London Theatre of the Year」を受賞。


エリザベス2世の在位50周年を記念して、
2002年2月6日に英国のロイヤルメール(Royal Mail)から記念切手5種類のうちの1枚


英国のウィンザー朝(House of Windsor)第4代女王であるエリザベス2世(Elizabeth II:1926年ー2022年 在位期間:1952年–2022年)が在位50周年(The Golden Jubilee / The Fiftieth Anniversary)を迎えた2002年、リージェンツパーク野外劇場において記念公演が行われた際、エリザベス2世とエディンバラ公爵フィリップ(Prince Philip, Duke of Edinburgh:1921年 –2021年)が列席している。


リージェンツパーク野外劇場内の案内ポール
<筆者撮影>

リージェンツパーク野外劇場内の庭園
<筆者撮影>


リージェンツパーク野外劇場の場合、ウィリアム・シェイクスピア作の舞台劇上演から始まったが、現在は、ミュージカル、オペラや子供用の舞台劇等も上演されている。


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