2023年1月26日木曜日

ドラキュラの世界<ジグソーパズル>(The World of Dracula )- その3

英国の Laurence King Publishing Group Ltd. より2021年に出ているジグソーパズル「ドラキュラの世界(The World of Dracula)」のイラスト内には、アイルランド人の小説家であるブラム・ストーカー(Bram Stoker)こと、エイブラハム・ストーカー(Abraham Stoker:1847年ー1912年)が1897年に発表したゴシック小説 / ホラー小説「吸血鬼ドラキュラ(Dracula → 2017年12月24日 / 12月26日付ブログで紹介済)」の物語に関して、基本的に、左下から左上へ、そして、右上へと進み、最終的には、右下で完結するように、各場面が散りばめられているので、前回と同様に、順番に紹介していきたい。


<ジョナサン・ハーカーによるドラキュラ城への訪問(Harker’s Arrival at the Castle)>


今回は、「その2」となる。


(4)


ジョナサン・ハーカーを乗せて、ドラキュラ城へとひた走る馬車は、
狼の群れに追跡される。

ジョナサン・ハーカーを乗せた馬車を取り囲む狼の群れ。


英国南西部デヴォン州(Devon)の州都エクセター(Exeter)で弁護士事務所を営むピーター・ホーキンズ(Peter Hawkins)の代理として、トランシルヴァニア(Transylvania)にやって来た新人事務弁護士(solicitor)であるジョナサン・ハーカー(Jonathan Harker)は、ボルゴパス(Borgo Pass)において、カルパチア山脈(Carpathian Mountains)を越えて、ブコヴィナ(Bukovina)から乗って来た馬車からドラキュラ伯爵(Count Dracula)が差し向けた馬車へと乗り換えた。

ジョナサン・ハーカーを乗せて、ドラキュラ伯爵が住むドラキュラ城(Castle Dracula)へとひた走る馬車は、狼の群れに追跡されるのであった。


2017年に英国の出版社 Usborne Publishing Ltd. から発刊された
「吸血鬼ドラキュラ」のグラフィックノベル版から抜粋 -
ジョナサン・ハーカーを乗せて、
ドラキュラ城へと向かう馬車は、
狼の群れに取り囲まれる。

(5)


不気味な青い炎が、深い森を照らし出す。


ジョナサン・ハーカーを乗せて、ドラキュラ伯爵が住むドラキュラ城へと、馬車がひた走る深い森は、不気味な青い炎に照らし出される。


2017年に英国の出版社 Usborne Publishing Ltd. から発刊された
「吸血鬼ドラキュラ」のグラフィックノベル版から抜粋 -
ジョナサン・ハーカーを乗せて、
馬車がドラキュラ城へと向かう森の中は、
謎の青い炎に照らされる。


(6)


ドラキュラ城に到着したジョナサン・ハーカーは、
ドラキュラ伯爵本人に出迎えられる。

ドラキュラ城に到着したジョナサン・ハーカーは、入口でドラキュラ伯爵本人に出迎えられて、非常に驚く。

ドラキュラ城の中を案内するドラキュラ伯爵であったが、奇妙なことに、城内に居住しているのは、ドラキュラ伯爵のみで、召使いを含めて、他には、誰も居ないようだった。


2017年に英国の出版社 Usborne Publishing Ltd. から発刊された
「吸血鬼ドラキュラ」のグラフィックノベル版から抜粋 -
ドラキュラ城に着いたジョナサン・ハーカーは、
召使ではなく、ドラキュラ伯爵本人に出迎えられて、非常に驚く。

0 件のコメント:

コメントを投稿