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英国の The Orion Publishing Group Ltd. から2023年に出ている ジグソーパズル「アーサー王の世界」(1000ピース) |
英国の The Orion Publishing Group Ltd. より、2023年に、「アーサー王の世界(The World of King Arthur)」と言うジグソーパズルが出ているので、紹介したい。
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ジグソーパズル「アーサー王の世界」の完成過程(その1) |
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ジグソーパズル「アーサー王の世界」の完成過程(その2) |
「アーサー王の世界」は、イラストレーターの Mr. Adam Simpson が描いたものが、ジグソーパズル(1000ピース - 縦:約70㎝ / 横:約50㎝)となっている。
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ジグソーパズル「アーサー王の世界」の完成過程(その3) |
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ジグソーパズル「アーサー王の世界」の完成過程(その4) |
イラストレーターの Mr. Adam Simpson が担当したジグソーパズルは、「アーサー王の世界」以外に、
*「シェイクスピアの世界(The World of Shakespeare → 2023年4月28日付ブログ等で紹介済)」
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英国の The Orion Publishing Group Ltd. から2020年に出ている ジグソーパズル「シェイクスピアの世界」(1000ピース) |
*「ドラキュラの世界(The World of Dracula → 2023年1月2日付ブログ等で紹介済)」(2021年)
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英国の The Orion Publishing Group Ltd. から2021年に出ている ジグソーパズル「ドラキュラの世界」(1000ピース) |
*「フランケンシュタインの世界(The World of Frankenstein → 2023年3月6日付ブログ等で紹介済)」(2022年)
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英国の The Orion Publishing Group Ltd. から2022年に出ている ジグソーパズル「フランケンシュタインの世界」(1000ピース) |
があり、「アーサー王の世界」が彼の第4作目に該る。
(1)「Merlin and the baby Arthur」
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魔法使いのマーリン(Merlin)が、ユーサー・ペンドラゴン(Uther Pendragon)の正統な息子で、 将来の王であるアーサーを抱いている場面が描かれている。 これ以降、マーリンは、アーサーを補佐して、導いていく。 |
(2)「Arthur draws the sword from the stone」
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ユーサー・ペンドラゴンの息子アーサーは、 「これを引き抜いた者は、将来、王となるだろう。」と書かれた台座に刺さっていた剣を引き抜いて、 王となる資格を証明する場面が描かれている。 |
(3)「Arthur takes Excalibur」
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アーサーは、魔法使いマーリンの導きを受けて、名君へと成長していくが、 その途中、湖の中から伝説の名剣である「エクスカリバー(Excalibur)」を入手する場面が描かれている。 |
(4)「Arthur marries Guinevere」
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アーサーは、キャメロット城(Castle Camelot)を拠点として、巨人退治やローマ遠征等、様々な冒険を重ね、 英国だけではなく、フランスやイタリア等を含む巨大な王国をまとめ上げる。 そして、アーサー王が、グィネヴィア(Guinevere)を王妃に迎える場面が描かれている。 |
(5)「Sir Gawain and the Green Knight」
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アーサー王の甥(オークニー王ロトとアーサー王の異父姉モルゴースの子)に該る。
これは、アーサー王伝説ではなく、 1300年代後半にイングランドで書かれた作者不詳の物語「ガウェイン卿と緑の騎士(Sir Gawain and the Green Knight)」がベースとなっている。 |
アーサー王の宮殿において、新年の宴が行われていた際、突如、衣服だけではなく、
髪の毛や皮膚、更に、跨る馬までが全て緑色をした「緑の騎士(Green Knight)」が姿を現し、
ガウェイン卿に対して、「首切りゲーム」を持ち掛けてくる。「
緑の騎士」は、ガウェイン卿に「自分の首を大鉈で掻き斬ってみろ!」と挑発するともに、
「それでも、自分が無事だった場合、それに相応する挑戦を受けろ!」と持ち掛けたのである。
挑発を受けたガウェイン卿が、大鉈で「緑の騎士」の首を一振りで斬り落とす前の場面が描かれている。
(6)「Knights of the Round Table」
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魔法使いのマーリンによる助けを得て、湖の中から聖剣エクスカリバーを入手したアーサーは、 キャメロット城を拠点として、巨人退治やローマ遠征等、様々な冒険を重ね、 英国だけではなく、フランスやイタリア等を含む巨大な王国をまとめ上げる。 そして、アーサー王が、グィネヴィアを王妃に迎えると、諸侯の騎士達を臣下とし、円卓に席を与えて、 有名な円卓の騎士団を結成する場面が描かれている。 |
(7)「Sir Lancelot defeats the dragon」
(8)「Sir Galahad and the Holy Grail」
(9)「Arthur battles Mordred」
(10)「The death of King Arthur」
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モルドレッドによって深手を負わされたアーサー王は、 円卓の騎士の一人であるベディヴィア卿(Sir Bedivere)に指示して、 聖剣エクスカリバーを湖の水面から現れた手に返すと、小舟で去って行く場面が描かれている。 アーサー王は、ブリテン島にあるとされる伝説の島であるアヴァロン(Avalon)の島へ、 傷を癒しに向かったのだと言われている。 |
2021年3月16日に英国のロイヤルメール(Royal Mail)から「アーサー王伝説(The Legend of King Arthur → 2022年7月30日 / 8月7日付ブログで紹介済)」をテーマにした10種類の記念切手を発行されているが、本ジグソーパズルのイラスト内には、「アーサー王伝説」に登場するキャラクター等が散りばめられているので、次回以降、順番に紹介していきたい。
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