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| ミス・フェリシティー・レモンは、 ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の中央に立つ エルキュール・ポワロの左斜め下に居る。 <筆者撮影> |
英国の Orion Publishing Group Ltd. から2023年に発行されている「エルキュール・ポワロの世界(The World of Hercule Poirot)」と言うジグソーパズル内に散りばめられているエルキュール・ポワロシリーズの登場人物や各作品に関連した112個の手掛かりについて、引き続き、紹介したい。
(3)ミス・フェリシティー・レモン(Miss Felicity Lemon)
ミス・フェリシティー・レモンは、ジグソーパズル中央に立つエルキュール・ポワロ(Hercule Poirot → 2025年10月11日付ブログで紹介済)の左斜め下に居て、背凭れがない長椅子に座り、膝の上に両手を置いている。彼女は、帽子を含めて、紫色で統一した服装をしている。
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| ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の完成形 <筆者撮影> |
フェリシティー・レモンは、エルキュール・ポワロの有能な秘書である。
彼女には、ヒッコリーロード26番地(26 Hickory Road)にある学生寮で寮母をしている未亡人のハバード夫人(Mrs. Hubbard)と言う姉が居る。ハバード夫人は、長編「ヒッコリーロードの殺人(Hickory Dickory Dock)」(1955年)に登場する。
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| 英国の Orion Publishing Group Ltd. から2023年に出ている 「アガサ・クリスティーのトランプ」の1枚である 5 ♠️「ミス・フェリシティー・レモン」 |
不思議なことだが、エルキュール・ポワロシリーズにおいて、彼女が登場する作品は、長編3作と中短編4作と非常に少ない。
一方で、フェリシティー・レモンは、パーカー・パイン(Parker Pyne)シリーズにおいて、彼の秘書も務めている。
登場作品
<長編>
*「ヒッコリーロードの殺人」(1955年)
*「死者のあやまち(Dead Man’s Folly)」(1956年)
*「第三の女(Third Girl)」(1966年)
<短編 / 中編>
*「あなたの庭はどんな庭?(How Does Your Garden Grow ?)」(1935年)
*「ネメアのライオン(The Nemean Lion)」(1939年)
*「スペイン櫃の謎(The Mystery of the Spanish Crest)」(1960年)
*「エルキュール・ポワロとグリーンショア屋敷の阿房宮(Hercule Poirot and the Greenshore Folly)」(2014年)





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