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アリアドニ・オリヴァーは、 ジグソーパズル中央に立つエルキュール・ポワロのすぐ右側に居て、 肘掛け椅子に座っている。 <筆者撮影> |
英国の Orion Publishing Group Ltd. から2023年に発行されている「エルキュール・ポワロの世界(The World of Hercule Poirot)」と言うジグソーパズル内に散りばめられているエルキュール・ポワロシリーズの登場人物や各作品に関連した112個の手掛かりについて、引き続き、紹介したい。
肘掛け椅子に座っている。頭に帽子を冠り、右足を上にして、足を組んでいる。
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| ジグソーパズル「エルキュール・ポワロの世界」の完成形 <筆者撮影> |
アリアドニ・オリヴァーは、フィンランド人探偵(Sven Hjerson)を主人公とするシリーズで有名な女性推理作家で、アガサ・メアリー・クラリッサ・クリスティー(Agatha Mary Clarissa Christie:1890年ー1976年)自身が彼女のモデルと言われている。
彼女は、リンゴが大好きで、いつも齧っているが、ある事件を契機に、リンゴを食べられなくなってしまう。
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| 英国の Orion Publishing Group Ltd. から2023年に出ている 「アガサ・クリスティーのトランプ」の1枚である 7 ♠️「アリアドニ・オリヴァー」 |
登場作品
<長編>
*「ひらいたトランプ(Cards on the Table)」(1936年)- エルキュール・ポワロシリーズ
*「マギンティー夫人は死んだ(Mrs. McGinty’s Dead)」(1952年)- エルキュール・ポワロシリーズ
*「死者のあやまち(Dead Man’s Folly)」(1956年)- エルキュール・ポワロシリーズ
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| 英国の Harper Collins Publishers 社から以前に出版されていた アガサ・クリスティー作「死者のあやまち」の ペーパーバック版の表紙 |
*「蒼ざめた馬(The Pale Horse)」(1961年)- ノンシリーズ
*「第三の女(The Third Girl)」(1966年)- エルキュール・ポワロシリーズ
*「ハロウィーンパーティー(Hallowe’en Party)」(1969年)- エルキュール・ポワロシリーズ
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| 英国の Harper Collins Publishers 社から以前に出版されていた アガサ・クリスティー作「ハロウィーンパーティー」の ペーパーバック版の表紙 |
*「象は忘れない(Elephants Can Remember)」(1972年)- エルキュール・ポワロシリーズ
<短編集>
*「パーカー・パイン登場(Parker Pyne Investigates)」(1934年)- パーカー・パインシリーズ
・「退屈している軍人の事件(The Case of the Discontented Solider)」(1932年)→ 当作品が、アリアドニ・オリヴァーの初登場作品に該る。






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