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| メアストリートの対岸から ハックニーエンパイア劇場の正面を見たところ <筆者撮影> |
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英国の HarperCollinsPublishers 社から以前に出版されていた アガサ・クリスティー作短編集「クリスマスプディングの冒険」のペーパーバック版の表紙 - 中編「スペイン櫃の謎」が収録されている。 |
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英国の HarperCollinsPublishers 社から現在出版されている アガサ・クリスティー作短編集「クリスマスプディングの冒険」のペーパーバック版の表紙 - 中編「スペイン櫃の謎」が収録されている。 |
アガサ・クリスティー作「スペイン櫃の謎」の TV ドラマ版が、英国の TV 会社 ITV 社による制作の下、「Agatha Christie’s Poirot」の第27話(第3シリーズ)として、1991年2月17日に放映されている。英国の俳優であるサー・デヴィッド・スーシェ(Sir David Suchet:1946年ー)が、名探偵エルキュール・ポワロを演じている。
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| 第27話「スペイン櫃の謎」が収録された エルキュール・ポワロシリーズの DVD コレクション No. 3 の表紙 |
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| 第27話「スペイン櫃の謎」が収録された エルキュール・ポワロシリーズの DVD コレクション No. 3 の裏表紙 |
アガサ・クリスティー作「スペイン櫃の謎」の TV ドラマ版の場合、原作対比、以下のような差異が見受けられる。
<原作>
ある日の朝、エルキュール・ポワロが秘書フェリシティー・レモン(Miss Felicity Lemon)にその日の仕事を指示する際、持参した朝刊の見出しにある記事「スペイン櫃の謎(SPANISH CHEST MYSTERY)」に興味を持ち、彼女に対して、事件の詳細を調べるよう、頼むところから、物語が始まる。つまり、物語の冒頭、事件は発生しており、ポワロは事後に事件に関与する形を採っている。
<英国 TV ドラマ版>
英国 TV ドラマ版の場合、原作とは異なり、ポワロは事件の発生前から関係者達に出会い、物語の中盤に事件が発生して、ポワロが事件の調査を行うと言う形へ変更されている。
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| メアストリートの対岸から ハックニーエンパイア劇場の正面上部を見たところ <筆者撮影> |
(1)
10年前、エドワード・クレイトン(Edward Clayton - 原作のアーノルド・クレイトン(Arnold Clayton)に相当)とカーティス(陸軍)大佐(Colonel Curtiss - 原作のジョック・マクラーレン(海軍)中佐(Commander Jock McLaren)に相当)の2人が、マーガリート・クレイトン(Marguerite Clayton - 原作のマーガリータ・クレイトン(Margharita Clayton)に相当)との結婚を賭けて、フェンシングによる決闘を行う場面が描かれる。
日本における武士の果たし合いのように、命を賭ける訳ではなく、相手の身体に傷を負わせた時点で、勝敗が決するルールだったと思われる。
実際、エドワード・クレイトンが振るったフェンシングの剣先が、カーティス大佐の頬を傷付けたところで勝敗が決して、エドワード・クレイトンがマーガリートを妻にしたのである。
(2)
上記(1)から10年後、ポワロは、アーサー・ヘイスティングス大尉(Captain Arthur Hastings)と一緒に、劇場において、オペラ「リゴレット(Rigoletto - ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「王様はお楽しみ」を原作にしたヴェルディ(Verdi)による歌劇)」を観劇。
インターバル時に、ポワロは、レディー・キャロライン・チャタートン(Lady Caroline Chatterton - 原作のレディー・アビー・チャタートン(Lady Abbie Chatterton)に相当)から声を掛けられる。
レディー・キャロライン・チャタートンによると、彼女はポワロの知人で、ポワロが Chalfont diamond case(ダイヤモンドの盗難事件?)を解決した際、彼女も容疑者の一人だった、とのこと。
レディー・キャロライン・チャタートンは、ポワロに対して、「友人のマーガリート・クレイトンの件で、相談したいことがある。」と話す。
その際、ポワロは、遠方でマーガリート・クレイトンとジョン・リッチ(陸軍)少佐(Major John Rich - 原作のチャールズ・リッチ少佐(Major Charles Rich)に相当)が歓談しているのを見かける。
(3)
レディー・キャロライン・チャタートンから相談を受けたポワロは、翌日の午前11時、ヘイスティングス大尉を伴って、彼女の自宅を訪問の上、更に詳しい説明を受ける。
レディー・キャロライン・チャタートン曰く、
*10年前に、マーガリート・クレイトンとの結婚をめぐって、2人の男性(エドワード・クレイトンとカーティス大佐)が、フェンシングで対決。
*エドワード・クレイトンは、妻のマーガリート・クレイトンとジョン・リッチ少佐の関係を疑っていて、そのため、彼女を殺害しようとしているのではないか?
とのことだった。
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| ハックニーエンパイア劇場の側面を見たところ <筆者撮影> |
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| ハックニーエンパイア劇場の裏側を見たところ <筆者撮影> |
上記(2)において、ポワロが、ヘイスティングス大尉と一緒に、オペラ「リゴレット」を観劇した劇場として、ハックニーエンパイア劇場(Hackney Empire Theatre)の内部が撮影に使用されている。
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| ハックニーエンパイア劇場の周辺地図(Google Maps から抜粋) |
ハックニーエンパイア劇場は、ロンドンの特別区の一つであるハックニー区(London Borough of Hackney)ハックニー地区(Hackney)内に所在しており、南北に延びるメアストリート(Mare Street)の西側に建っている。
| ライルストリート(Lisle Street)の対岸から ヒッポドローム劇場を見たところ <筆者撮影> |
ロンドンの中心部シティー・オブ・ウェストミンスター区(City of Westminster)のソーホー地区(Soho)内に所在するヒッポドローム劇場(The Hippodrome → 2015年10月17日付ブログで紹介済)やロンドンの特別区の一つで、ロンドン南西部郊外のリッチモンド・アポン・テムズ区(London Borough of Richmond upon Thames)のリッチモンド(Richmond → 2018年3月17日 / 3月24日付ブログで紹介済)内に所在するリッチモンド劇場(Richmond Theatre → 2026年7月25日 / 7月27日付ブログで紹介済)と同じく、ハックニーエンパイア劇場も、劇場の建設やデザインを専門とする英国の建築家であるフランク・マッチャム(Frank Matcham:1854年ー1920年)による設計に基づいて、1901年にミュージックホールとして建てられた。
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| リトルグリーン通り(Little Green)の対岸から リッチモンド劇場を見たところ <筆者撮影> |












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