若きシャーロック・ホームズが将来役に立ちそうな学問を勉強するために、住んでいたフラットの近所にある大英博物館(British Museum)の図書室に頻繁に通っていたことは、「大英博物館」の中で既に触れたが、1997年秋、ユーストンロード(Euston Road)の北側で、セントパンクラス駅(St. Pancras Station)の西側に「大英図書館(British Library)」の新館が完成し、書庫と図書館機能は大英博物館から同新館に移転した。大英博物館には、中庭に建設され、1857年に一般にオープンした円形閲覧室(Round Reading Room)のみが館内に残ることとなった。
大英図書館の外観は、ゴシック様式のセントパンクラス駅とうまく調和するよう、レンガ色で全面的に統一されている。ちなみに、セントパンクラス駅は、以前、ミッドランド線が発着するローカルな駅だったが、近年、ユーロスターの発着駅がウォータールー駅(Waterloo Station)から移動してきたことにより、フランスのパリやベルギーのブリュッセルとロンドンを結ぶインターナショナルな駅へと変貌している。
大英図書館の外観は、ゴシック様式のセントパンクラス駅とうまく調和するよう、レンガ色で全面的に統一されている。ちなみに、セントパンクラス駅は、以前、ミッドランド線が発着するローカルな駅だったが、近年、ユーロスターの発着駅がウォータールー駅(Waterloo Station)から移動してきたことにより、フランスのパリやベルギーのブリュッセルとロンドンを結ぶインターナショナルな駅へと変貌している。
大英図書館は、英国の法定納本図書館(他には、オックスフォード大学ボドリアン図書館、ケンブリッジ大学図書館、ダブリン大学トリニティーカレッジ図書館、スコットランド国立図書館とウェールズ国立図書館の5つ)の一つであり、当納本制度に基づいて、英国内で流通する出版物は、出版日から1ヶ月以内に1部が出版社から大英図書館に納本されることが義務付けられている。
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