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フローレンス・ナイチンゲール博物館の入場口に置かれている
フローレンス・ナイチンゲールの胸像 |
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古い英国10ポンド紙幣に描かれているフローレンス・ナイチンゲール |
(3)フローレンス・ナイチンゲール博物館(Florence Nightingale Museum)
住所: ランベスパレスロード2番地
(2 Lambeth Palace Road, London SE1 7EW)
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フローレンス・ナイチンゲール博物館の入口(その1) |
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フローレンス・ナイチンゲール博物館の入口(その2) |
テムズ河(River Thames)の南岸にあるウォータールー駅(Waterloo Station)から徒歩5分程のところに、セントトマス病院(St. Thomas' Hospital)が所在しており、その病院の一角にフローレンス・ナイチンゲール博物館は位置している。
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ナイチンゲール姉妹の肖像画が中央に架けられている。 |
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フローレンス・ナイチンゲールがギリシアのアテネ(Athens)で助けたフクロウで、
アテネに因み、ギリシア神話のオリュンポス十二神の一人で、
知恵を司る女神であるアテナ(Athena)と彼女は名付けて、ペットにした。
以降、アテナはフローレンス・ナイチンゲールの肩に留まったり、
彼女の服のポケットに入ったりして、常に彼女に行く所に同行した。
フローレンス・ナイチンゲールがクリミア戦争に看護婦として従軍した際には同行せず、
残念ながら、彼女の従軍中に、アテナは死んでしまった。 |
同博物館は、彼女の生涯を後世に伝えるために設立されたもので、クリミア戦争(Crimean War:1853年ー1856年)の戦場で彼女が用いた看護キット等、多くの遺品や写真等が展示されている。訪問時には、フローレンス・ナイチンゲールの伝記(日本語版)も、博物館の一角に所蔵されていた。
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クリミア戦争への従軍中に看護活動を行う
フローレンス・ナイチンゲール |
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クリミア戦争後、フローレンス・ナイチンゲールは
軍病院の開設等、看護活動の重要性について
世間が認知するよう、尽力した。 |
同博物館は、ロンドン内の観光名所がある場所からやや外れているものの、ウェストミンスター橋(Westminster Bridge)を渡ったテムズ河の北岸には、国会議事堂(House of Parliament)やウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)等があるため、同博物館を訪れる観光客は割合と多い。
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