シャーロック記念切手の3番目は、 シーズン1のエピソード3に該る「大いなるゲーム」と 自らを「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」と呼ぶジム・モリアーティー |
前回に引き続き、「シャーロック(Sherlock)」<サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル(Sir Arthur Ignatius Conan Doyle:1859年ー1930年)原作のシャーロック・ホームズシリーズを翻案して、舞台をヴィクトリア朝時代のロンドンから21世紀のロンドンに置き換え、自称「コンサルタント探偵」のシャーロック・ホームズが、同居人かつ相棒であるジョン・ヘイミッシュ・ワトスンと一緒に、スマートフォンやインターネット等の最新機器を駆使して、事件を解決する様を描くTVドラマで、英国 BBC が制作の上、2010年7月から BBC1 で放映>の放映10周年を記念して、2020年8月18日に英国ロイヤルメール(Royal Mail)から発行された記念切手について、紹介していきたい。
「大いなるゲーム(The Great Game)」は、「シャーロック」では、シーズン1のエビソード3(通算でも、エピソード3)に該り、2010年8月8日に英国 BBC1 で放映されている。なお、日本放送日は、2011年8月24日。
この記念切手では、自らを「世界で唯一のコンサルタント犯罪者」と呼ぶジム・モリアーティー(Jim Moriarty)がメインとなっている。
アイルランド出身の俳優であるアンドリュー・スコット(Andrew Scott:1976年ー)が、ジム・モリアーティーを演じている。
記念切手の背景には、物語の終盤、プールサイドにおいて、シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes→2020年8月29日付ブログで紹介済)とジョン・ヘイミッシュ・ワトスン(John Hemish Watson→2020年9月5日付ブログで紹介済)の二人が、事件の黒幕であるジム・モリアーティーと対峙する場面が描かれている。
「大いなるゲーム」は、コナン・ドイル原作のシャーロック・ホームズシリーズのうち、「ブルース・パーティントン型設計図(The Bruce-Partington Plans)」(1908年)を原案としている。なお、「ブルース・パーティントン型設計図」は、第4短編集「シャーロック・ホームズ最後の挨拶(His Last Bow)」(1917年)に収録されている。
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